高校から大学に進む頃は、新宿の駅前にホームレスの人が多くいた時期であった。
何となく、私は自分の将来が怖かった。
住む家も無く、家族も無く一人で夜の闇を彷徨う気がしていた。
その予感は当たったともいえるし、当たらなかったとも言える。
結婚しなかったので、直系の家族はできなかった。
実家を処分して、家も持っていない。
資産というほどのものは何もない。
しかし、なぜか夜の闇をバッグ一つで彷徨うイメージは消えた。
その大きな理由は、年金を受け取れる年齢になったということだ。
年金のお知らせを見ると、すでに幾らかは受け取れる。
働いてきたわりに年金額は少ないが、食べていくくらいは貰える。
これは、生活ができるという意味でなく、まさに食べていく、食費ぐらいは保証できるという意味だ。
まぁ、人間食べさえすれば生きている。
これは希望でもあり、死ぬ機会が減るという意味で残念でもある。
衣は、捨てられない衣服が山ほどある。切れていないという意味では、10年位は充分に着られる。
住は・・・、できるだけ今の住まいに居たいと思うが、これはわからない。
つまり、減ったお腹は満たされるが、それ以上のものにどう向き合うか。
目に見えない将来の生活苦に脅える。
現実的に本当に必要な物を見分ける力を養い、その物を使い切り、尚且つお金をかけず、精神的にどう自分を満足させていくか。
なかなかに難しい。
でも、何かを見つけていこう。
昨日幸せだと思った事
1.社長がおやつにドーナツを買ってくれた。
美味しかったよ。
2.銀行でばい菌マンの貯金箱をもらった
子供が好きなんだ。生まれ変わったらアンパンマンになりたいんだって。
3.12月の予定が何とか立った
思いがけない出費やらで、どうしたものかと思っていたが、何とか予定が立った。
マイナスにならない事がおんのじ。
1月から頑張ることにする。
12月は新御霊1件、
お歳暮8件(多すぎるよ~)、
お年玉3人、
できたら、クリスマスプレゼントも送ってあげたいなぁ・・。