華寿過ぎて・・・これからの準備

華寿(70歳)を過ぎた独身女性、子供の無い不安、生活苦、節約、貯蓄など、時々生活の楽しみも書いています。

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頼りにならない健康保険。自分の身は自分で守れ

先日同僚が悪性リンパ腫で入院治療となった。

2週間の入院であるが、傷病手当金の申請は入院時だけしか認められない。

と、いうか、主治医が入院期間だけしか証明してくれない。

自宅療養も健保組合の傷病手当の項目としては有るのだが、医療従事者が証明してくれなければ受給できない。

それで、本人は出社しているのだが、もうフラフラである。

体重は激減、食事もできないという。

裏で吐いていた・・とか、車の中で倒れていたとか・・

あちこちから目撃情報が入る。

 

悪性リンパ腫、癌でしょ。

いくら最近医療が発達していると言ったところで、2週間程入院して、すぐ現場復帰なんて無理じゃないだろうか。

社長はしばらく休んでいいよというが、

働かないでも暮らせるほどの余裕は同僚には無い。

だから、やはり出社する。

傷病手当、1年6か月なんて、ちゃんちゃら嘘だ。

制度だけあっても使わせてくれなくちゃ無いも一緒じゃないか。

 

傷病手当を使えないが、休職して自宅で暫く療養する仮定すると、社会保険料だけが借金として会社に残っていく。

収入なくても保険料は払わなくてはいけない。

ダブルパンチである。

 

じゃぁ、会社辞めます。と、いうとすると、前年所得に応じた健康保険料がこれまたかかってくる。

働けないのに!

歩くのもフラフラしているような半病人に働けという。

もしかしたら、日本って凄く残酷な国家じゃないかと思い始める。

 

国保じゃなくて、社会保険に加入していると、もしもの時に傷病手当がでて、本人と家族の生活を保障するという。

でも、その手当の金額だって給与の80%から60%に下げられた。

その上、出してくれない!!

そして、今の病院は長期入院なんてさせてくれない。

すぐ退院させて、自宅療養である。

自宅療養って、まともに働けないと同意語じゃないのだろうか。

 

だいたいねぇ、健康保険だって、厚生年金だって、会社が本人と同額負担しているんだ。

それはどう使っているんだ。

年金なんて、会社負担分に対する説明なんてないじゃないか。

一時、子ども保険なんて言っていたけれど、もう「子ども・子育て拠出金」なんて、ちゃんと取っているじゃないか。

選挙になると、消費税廃止だとか、子供手当増額だとか、何となく耳当たりが良い事ばかり言いながら、気が付かない所で生活を追い詰めていく。

 

正社員になると、社会保険の加入出来て安心だとか・・そんなの嘘っぱち。

正社員の社会保険だって、ケチである。

結局の所、自分の面倒は自分で見ろということで、仕事だって体を壊すほどしちゃいけない。

そこそこ働けということだ。

なんか、つまんない世界だなぁ・・。

 

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