5月12日に松本市で立川談春の独演会があった。姉と二人で行ってきた。松本の市街地に車を出すのはちょっと面倒くさい。何故なら城下町なので一方通行が多い。そして駐車場の場所が良くわからないのだ。そんなあれこれを頑張って行ってきた。
談春は上手い。演目は居残り佐平治。実はこのCDを持っているのだ。しかし、さすがプロ。筋は同じだけれど、全然違う話になっていた。約3時間、一人で演じ切っていました。毎年1回公演しているようですが、去年は見そびれてしまった。
楼主が居残り佐平治を追い出す場面。着物に履物、50円も出して出て行ってもらう。それを甘すぎると責める若い衆に言った言葉「あれは人間じゃない、鬼だ。さっさと出て行ってもらう事が一番大事だ」。ふ~~ん、鬼というか厄だと思ったら、何はともあれ逃げるか追い出す。それが一番か。何となく納得。
しかし、佐藤愛子を読めば「逃げずに立ち向かえ」と思うし、変な私だ。
3時間座席に座っているのは大変だった。疲れた。遊ぶのも体力が必要なんだと実感した。