華寿過ぎて・・・これからの準備

華寿(70歳)を過ぎた独身女性、子供の無い不安、生活苦、節約、貯蓄など、時々生活の楽しみも書いています。

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変化は必須。もっともっと足掻かなくては・・

先日、ゾゾタウンの事を書いたけれど、今アパレル業界は凄い事になっているらしい。

在庫の山で、それが産業廃棄物として焼却されているという。

最近の私のお気に入りは、某モールで売られている500円のTシャツ、季節の終わりには300円になっている。

食べるものに比べると、とんでもない値段である。

コーヒー1杯の値段で買った衣類を数年は着る。

切れていない。という観点で見ると、私は多分、死ぬまで着られる衣類は既にある。

デザインがちょっと可笑しいけれどもね。

安い!というだけで買った衣類は増えていくが、その割に、Gパンなど繕ってまで着ている。

どう考えても、在庫の山を抱える商売は難しい。

だって、あのセブンでさえ、最近はおにぎりやお弁当が品薄だ。

かつては、山ほどあった商品も品切れが目立つ。

機会の消失より、在庫の調整の方が勝ってきた。

 

すべて、生きている限りは変化しなくてはいけないらしい。

かつて、土地は生産されないものだから、値下がりなんてされないと言われてきた。

田舎では、銀行に就職すれば、一生安泰と言われていた。

それらの神話がグラグラと揺れ動く。

その震源地は、コンピューターと人口減少、グローバル化の波だろうか。

 

老いるということは、新たな挑戦に対する気力に欠ける。

勿論、人にもよるのだろうけれど、私はそうだ。

危機感よりも、今の安定に傾く。

本当は、もっともっと足掻かなくてはいけないんじゃないか。

そんなことを考える。

高齢のためリタイアします・・いつの間にか年を取っていた。

天網恢恢疎にして漏らさず。

いつも会社でお願いしている業者さんから連絡があり、税務署の検査が入り、先日書いた領収書の日付けを変更して欲しいとのこと。

別に大したことではないので、交換しましたが・・

請求書が9月10日、領収書が9月13日。

別に可笑しくないじゃん。とか思うのだが。

お互い、お金に忙しい会社、良く事情は分かるので、請求書が着き次第お支払いしました。

随分と監査は厳しかった様で、

家族3人でやっている小さな会社なので、社長さんも70歳を超し、この機会に廃業しますとのこと。

息子さんは、どこか他に勤め口を探します。とおっしゃっていた。

自分が年を取って行くのだから、当たり前だけれど、周りの人達がリタイアする話がチラホラと出てくる。

自分の生活を考えるのと一緒に、そんな人達の生活がどうなるのかなと不安になる。

10年も15年も不自由しないだけの蓄えが有るとも思えない。

(実は大金持ちだったりして・・)

私なんて、年金生活になれば、年収150万円以下の生活だ。

「年収400万円の底辺」なんて言葉は夢のまた夢である。

平均受給額は国民年金が5万5373円、厚生年金が14万5638円

底辺にも行きつかない。

全体的に日本は高齢化していく中で、どんな道を模索していくんだろうか。

海外から労働者や移民を入れるんだろうか?

同じ日本でも、ちょっと地域が違えば文化が違う。

それが外国となれば、文化の摩擦も多いだろうな。

それを覚悟して迎え入れるのか。

収入も活力も減っていくのを覚悟して生活していくのか。

丁度選択を迫られた時代に、生き合わせてしまった。

法事はちょっと緊張・・ゾゾタウン、ゾゾスーツを勧められる

義兄の四十九日の法事があり、結構緊張していた。

なぜなら供物の手配を姉や叔母から頼まれていたから。

日付を間違えないように・・、時間を間違えないよう・・などと結構緊張してしまった。

最近は並行して、いくつもの事を進められない。

取りあえず、一つづつこなしていく。

 

 

大きくて良い香りがする洋ナシが出ていたので、お使い物に1箱買う。

f:id:seikotyan:20180920141201j:image

これで2000円。

道の駅に栗も出ていたので買う。

一昨年は「ポロタン」という栗を買って送ったのだが、去年は手に入らなかった。

今年も注文が多いそうで、手に入らず、さてどうしようと思っていたのだ。

今回は道の駅なので、比較的安い値段で助かった。

これで、葡萄と栗はクリアーしたので有難い。

 

ザイフで仮想通貨がまたハッキングされた。

これでまた下がるかな。

オイオイ、どうなるんだよ。という気分である。

今更撤退しても、現価格はゴミのようなもので、どうしようもないので、このまま。

毎日来るLINEも見る元気が無い。

何もしなければ、何もならない。

 

【Amazon.co.jp限定】ダン・ブラウン『オリジン』上下巻 セット 特製MAP付

を聴き終わる。

そこに出てくるAIが凄い。

なんて思っていると、友人からゾゾタウンのゾゾスーツって知っている?

という話が出てきた。

ゾゾスーツを着て、写真を撮ると、そのデーターが3Ⅾで解析されて、写真の人にピッタリの洋服を、数万点の衣類の中から選んでくれる。というもので、

その上、おまかせ定期便というのがあり、

期間を決めて、ゾゾが選んだ洋服が送られてくるので、試着して、好みにあえば買ってください。というものだ。

洋服を買うのも面倒くさいということは、たまに有る。

あまりに量が多いのは、煩い。という事もある。

凄く良くできたシステムだ。

個人のデータと数万点の衣類をマッチングさせるなんて、コンピュータの無い時代には考えられなかったことだ。

今持っている衣類を全部捨てて、1年間ゾゾが送ってくる衣類で揃えたら趣味が良くなるだろうか。

まぁ、ケチな私は、使える(着られる)物を捨てるなんてできないけれどもね。

「オリジン」の中で、コンピュータは100万回目でも、1回目と同じ情熱で作業ができると言っている。

正直、服を買いに行くと、もうそれだけで疲れてしまう。

だから、自分に似合う(かもしれない)洋服が送られてくると思うと、密かな誘惑と戦っている。

 

友人のお兄さん肺癌との連絡、新薬情報を聞く

友人のお兄さんが2年ほど前から肺癌で、切除手術をし、経過が良好であったのだが、定期検査で再発の告知を受けたと嘆いていた。

丁度、その1週間ほど前、別の友人が、膀胱がんから肺癌に転移したのだが、先進医療で、保険適応になった薬を勧められ、それを受けたところ、とても経過が良いという話をしていた。

病気になっても、医学の発展も凄い勢いなので、少しでも長生きしていると勝率が上がるという話だった。

 

あわてて、その新薬の話を聞いてもらった。

先進医療で入院は不要。

月1回の治療。

人によって違いますが3回の点滴。

点滴は1回3時間。

保険適用。1回18000円(患者負担)

薬の名前はキイトルーダ

長野県では信大病院で治療が受けられます。

多彩な人生を演じる樹木希林さん逝く。本を読むのも疑似体験か

樹木希林さんの訃報が届く。

個性的な女優さんであった。

ちゃんとした服装をすると、流石女優という存在感があるのだが、その辺の老女の役がうまかった。

あの年代は美人女優が多いのだが、それとは一線を画した風格があった。

「悪人」で演じた老女なども、その辺にいくらでも見られる一人である。

まぁ、そこそこでも、洋服と気の持ち方で美人(?)になれるのか、美人がその辺の老女を演じているのか?なかなかわからない。

 

姉がチビ娘に葡萄をあなた(私)の名前で送ってやれという。

今年はチビ娘が葡萄を送れと言わない・・と心配している。

それで、家の葡萄を買いに行ったついでに、チビ娘にも送る。

そうすると、届いたと電話が来ないかとうるさい。

そして、電話が来ると、私(姉)は電話に出ない!と拗ねている。

誠に面倒くさい。

チビ娘からは電話で、「この葡萄、皮も食べられるの?皮を剥くのは面倒だ」と、生意気な事を言って来た。

ワハハ・・生意気な・・と思うのだが、電話が来ると嬉しい。

子供の声を聞くと、心が浮き立つ。

 

女優でもなければ、数多くの人生を体験するという事は不可能だけれど、本を読むという事も、一種の疑似体験かもしれない。

 

草花たちの静かな誓い

この本は、幼児性愛の父親から娘を救うため、偽装失踪を企てた親子の話なんだけれど、花の咲く庭で、母親は小さな娘を抱きながら、「いつでも、どんな時でもあなた(娘)をママが助けてあげる」と語る。

いろいろと考えさせられる作品である。

大金持ちの家ってこんな風なの・・という思い。

専属の庭師とハウスキーパーのいる生活。

母から娘、娘から孫へと知らず知らずに受け継がれていた、「花は喋る・・」という感覚。

友情と信頼は、立場や財力とは別に成り立つということ。

読みだしたら夢中になってしまいました。

 

青山文平の「約定」

約定

では、「乳房」という短編が面白かった。

主人公は凄い魅力的な女性で、それ故に、男性から注視され、それが負い目になっている。

養父の勧めで結婚するけれど、相手は無難で倹しくて面白みのない男性。

ところが、実は・・、夫の正体は・・

中身は変わらないのだけれども、見る目(妻の)によって、まるで変ってしまう正体。

それも不思議といえば不思議。

 

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