映画を見ているような臨場感です。
主人公恵平(けっぺい)は警察官の卵。
食べることが好きで、真面目でひたむき、ちょっとズレている女の子である。
ちょっとズレているという意味は、普通の女の子の様に、オシャレとかカレシとかにあまり興味が無い、誰にでも敬意を払って相手をするという意味です。
恵平は東京駅が大好きで、東京駅に住むホームレス達とも仲が良い。
ある日、ホームレス達が、ごみ処理場で遺骸として見つかる事件が起こる。
そして、恵平の知るホームレス、徳兵衛もその被害者となってしまった。
ようやく発見された徳兵衛は、ごみ処理場の処理プールに居た。
その救出劇、そして息を吹き返すまでの臨場感が目を離せない。
この作者は、この様な臨場感あふれる描写が本当に上手だ。
いつの間にか恵平に同調して、同じ体験をしている気になる。
そして、気が付くと恵平を応援している自分に気が付くだろう。
さて、恵平は3食外食なのだが、初任警察官がそれで生活できるか?
初任給手取り18万円くらい。
食費6万円
住居費(寮)3万円
洋服にお金をかけていそうもないから、まぁ、できるかな・・
今日はドラエモンエッグを買った。
出てきたのは海賊姿のドラちゃんでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。