昨日は冷えたのか、冷たい「飲むヨーグルト」がいけなかったのか、眠る頃になるとお腹が痛くなってきた。
最近、辛いと薬を飲むという事を覚えて、風邪薬や鎮痛剤を良く使う。
あまり良い事だとは思わないけれど、もう、色々に我慢する年頃を過ぎた。
その上、昨日は運の悪いことに、私の常備薬を切らしていた。
その特効薬の名は「呉茱萸湯」
もともと「呉茱萸湯」は頭痛のために買った薬なのだが、冷えや膨満感、代謝の不具合に効く薬なのだ。
これが、私は食べ過ぎちゃったと思う時に効く。
食べ過ぎちゃって気持ちが悪い、お腹が張るという時には効果的だ。
なぜ、最近、と言ってもここ2,3年前くらいから漢方薬を飲むようになったかといえば、「ゆるい生活」
を読んでからである。
著者の「群ようこ」さんは64歳、ほぼ私と同年代である。
年齢による体調不良に悩まされはじめ、漢方を使っていく様子が書かれている。
これに刺激されて(すぐ影響される私・・)、漢方薬をいくつか使い始めた。
この本にも、年寄り向きの漢方薬が紹介されている。
この薬も私の常備薬となった。
老化の伴う諸症状に効く。特に排尿困難、残尿感に効果があるような気がする。
本当は群ようこさんの様に、漢方薬局で自分の体質を診断してもらって薬を選ぶのが良いのだろうが、なかなか田舎ではそのような薬局が見つからない。
おずおずと自分に合った薬を探していく。
口内炎と遠くで頭痛がしそうな時は風邪薬の「ルル」。何故か口内炎も「ルル」が効く。
膀胱炎には「猪苓湯」だけれど、まずは「八味地黄丸」
食べ過ぎには「呉茱萸湯」
頭痛は「バッファリン」
どれも予感がし始めた時に使う。
そうすると大嵐にならずに済む。
4,5年前は頭痛ならトイレの便器を抱えて吐かなければ治まらなかったし、膀胱炎も年を跨いで気持ちの悪い状態が続いていた。
それがいつのまにか治まっている。有難い事だ。