華寿過ぎて・・・これからの準備

華寿(70歳)を過ぎた独身女性、子供の無い不安、生活苦、節約、貯蓄など、時々生活の楽しみも書いています。

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逆転満塁大ホームラン!

決算がギリギリまでかかり、その上、償却ができない資産があったりして、当初より税金が増えた。

え~ん、こんなギリギリに変更かよと思いながら資金繰りをする。

偶然、6月に大きな仕事が何件かあり、仕入れが発生したため今月末は支払いも多い。

7月中の入金は無理だなと踏んで、2重、3重の資金繰りをする。

大体、末日の入金を当てにして、末日の支払い予定をたてるなんざぁ、愚の骨頂と思うけれど、お金が無いんだから仕方が無い。

う~ん、8月の1日に落ちる社会保険料は、朝一番に銀行に廻る。1日は集金の入金も有るので、1日の中では落とせるのだが、銀行から連絡が来ると、社長が嫌がるかな・・、などと考えながら、さてさて・・、できることからやるしかないかと考える。

月末が日曜なので、社会保険料も税金も8月1日の支払いになる。

この1日は結構大きい違いなのだ。

それで、給与の支払いを終え、業者への支払いも終え、今日の入金を調べる。

何と!逆転満塁大ホームラン!

銀行通帳の最後に大口の入金が3件。

これで大凡、お盆前までの資金繰りができた。ほっだよ!

凄く嬉しい。

やらなければいけない仕事はまだまだ有るんだが、まぁ取りあえず今月はセーフだ。

 

おおあたり

が出ていたので、つい買ってしまう。

病弱な若旦那が妖しに囲まれて暮らす話なのだが、若旦那の病弱ぶりと、それを守っている兄や達の過保護ぶりが面白い。

今回は妖し達を助けに、若旦那は麺棒とお盆を持って助けに行く。

きっと熱を出して兄や達に怒られるのに・・、たいして強くも力も無いのに・・・

でも妖し達は、若旦那が助けに来てくれることが結構嬉しい。

昨日読んだ「玉依姫」も山神の「椿」を生涯支えると決めた娘の話だ。

財力とか、美貌とか優しさとか備わっている付帯でなく、そのもの本体を認めていくのは結構難しい。

難しいから、このように本となるテーマなのかもしれない。

 

 

そしてその後

一昨日大嫌いだわ・・と暗く思ったM氏は、翌朝何もなかったかのように明るかった。

まったく!良く分からない!

私は話す機会や目を合わせる機会をずらして、傍に近づかないようにする。

家に帰ると、姉が私に大人をしなさいと言うが、別の意地悪しているわけじゃなし、暑いし、相手をする元気なんかないだけだ。

危ない相手は近づかない。ヤダヤダ。

もう10年も一緒に働いている相手で、今回の様な事は初めてでは無い。

でも、何故か今回はもう嫌だと思う気持ちを外せない。

自分の気持ちが不思議だ。

 

 

甥は家に帰ったようだが、姉が送ったメールへの返事がこない。

心配しているんだからメールの返事くらい書けよねとブツブツ一人で胸につぶやく。

そうしたらメールが来た。

車のエンジンの調子が悪いので、近くの自動車屋に出しても良いかな?というメール。

うん??修理代を出してくれということ?と姉に訊くと、そうよ。という軽い返事。

お~~い、自分が用事が有る時だけ連絡かい。

 

事務所の前の道路を携帯片手にウロウロする人がいる。

もう私とたいして変わらない年齢なのに・・、お若い事です。

事故起こさないで下さい。労災にはならないよ。

災いは降る星の如く

え~、星が降るなんてそうあることではないから、災いは無いという意味になるのか・・・。

と、話は戻して、それは朝1本の電話から始まった。

朝、6時前、甥の嫁さんから電話。甥が帰ってこない・・・。もう帰ってこなかったらどうしましょう・・という。

喧嘩の原因は布団を干してくれと言ったのに、なかなかやってくれなかったので・・。

そう言えば、以前も同じような事があり、それはお皿が洗って無かったとか言っていたな。

今の男の子は大変だ。仕事、育児、家事、全てに参加しなくてはいけない。

その上、職場の生存競争にも参加しなくてはいけない。

誰かのブログに、かつて家庭生活は働く男性の24時間と専業主婦の24時間で成り立っている。例えば、主婦のパート労働を4時間増やすということは、男性の労働時間4時間を減らさないと家庭運営は成り立たない。というような事が書いてあった。まぁ、家庭にも技術革新の波は訪れ、家事も少々は楽になり、育児の一段落等でライフステージに余裕が出て、一方お金も必要となり女性も働く事が増えてはきた。それをサポートする男性は益々過労が増してくる。目いっぱい仕事をしてお金も持って来い、家事も手伝え、子守りもちゃんとしろ。なかなか大変だ。

 

会社では決算の締め。償却できるはずのものがダメだとの事で、大よそ税金が200万円程違った。私の資金繰りが狂ってしまった。

う~ん、う~~ん、う~ん。

どこをどうすりゃ良いんだよ~。

 

会社では外仕事の現場の人(M)に事務の女の子が3時頃から電話をしてもいるが繋がらない。

4時半頃ようやく繋がり、現場へ行って欲しいと事務の子が言うと、今日はもう行かれないというような返事。事務の子は3時から連絡しているのに電話に出ないのが悪い。ともかく現場を見てきて欲しいという。多分このMは現場まで往復すると終業時間の5時には会社に戻れない。そうするとアルバイトに遅れるので、今日は現場に行きたくなかったのだと思う。

そして、

帰社してからMが大きな声で怒ること、怒ること。

俺は歯を折って歯医者に行っていた。だから電話に出れなかったのに、何度も電話して!お客に電話したら明日でも良いと言った。電話に出ない俺が悪いような言い方をしたのが悪い!

と、事務の女の子に当たり散らしていた。

外周りの人の管理はぎゅうぎゅうキツイわけではない。だから、仕事中にちょっと私用の買い物をしたり、お医者さんで薬を貰ったり、お昼休みを時差で取ったりしてもそんなに目くじらをたてるわけではない。

でも、普通お医者さんには終業後か半休取って行っている。

Mも怒る前に、「すみません、ちょっと歯医者に入っていました」と謝るのが普通だろう。

 

先週末に社内で焼肉会があり、男性たちが用意をしていた。

Mは4時半ごろから帰社して、私の机の横でいろいろ喋っているので、皆が用意している所でウロウロでも良いから手伝ったら・・というと、「やること無いから良いんだ」と言って動かない。

Mはアルバイト先の職場は皆がサポートしようという気持ちがあって素晴らしいと言っているが、どの口が喋っているんだと思ってしまう。

本業の職場も少しは人のサポートに入れよ!と胸の中でつぶやく。

 

それやこれやで、もうこのMの顔を見るのも嫌だ。

8時から8時半、4時半から5時の時間は机に座らない。

(座っていると横にくる)

 

玉依姫

八咫烏シリーズの最新刊。

これを読んで機嫌を直す。

セクハラとケチの相関性

長野県では某有名寺院の貫主のセクハラが話題となっている。

82歳の貫主が60代女性にセクハラしたという。

まったく、長寿社会になったと思う。

何たって82歳!!

63歳でも青息吐息なのにお元気なことだ。

スーパーカーを凄い勢いで運転しているそうだ。

でも、お金に不自由はしていないのだから、身近な60過ぎの女性に、それも嫌がっている相手にちょっかいを出さなくても良いじゃないかとつくづく思う。

要するにケチなんじゃないかしら。

 

中年(??)老年(??)の女性にもてるのなんて、すごく簡単だ。

いつも機嫌が良くて、時々注目してくれて、優しい言葉をかけてくれて(元気かい?はOKだけど、一人で寝るのは淋しかないか?はセクハラです)、時々美味しいものをご馳走してくれる。好意は示すが手は出さないが最高だと思う。

 

思い起こせば30年ほど前、私も「一人で淋しかないか・・」とか何とか言われて、腹が立ったので、親と暮らしているし「別に不自由はしていない・・」と言ったら、同年齢の男性に「そういう物言いは誤解を招く・・」とコンコンと説教された。

速攻・お値打ち乳癌手術

叔母が乳癌のため、11日入院、12日手術、19日退院と付き合って会社を休みまくり、おまけにこの3連休が入ったので、仕事をするモードが抜けきった。

まぁ、内臓系では無いし、転移も見られなかったという事もあるが、手術後1週間の退院とは驚いた。近年の医学は凄いものだと感嘆する。

そして、高額医療の手続きをしてあったとしても、入院手術費合計52000円弱。

費用の安さにも驚く。どうりで入院費の保証人がいらなかったはずだ。

今は叔母は要介護1なのだが、この手術後は介護認定を再度してもらい、もう少しヘルパーさんに助けてほしいと言っていたが、介護度は上がらなかった様子だ。

簡単に言うと別に静養・介護が必要では無いという事らしい。

80歳以上は抗がん剤も使わないんだって・・。と、本人は不満そうだが、この暑さで副作用に苦しむのは大変なので、それも良かったと思う。

 

暑いと何もできないと思いつつ、暑くなくても仕事しないじゃんと自分でツッコミをしている。

仕事も随分と休み、叔母のアッシーちゃんをしたので、自分でご褒美に「今日の風、何色?CDブック」を買った。

辻井伸行の10曲入りのCDが付いた本だ。

もうずいぶん前になるが、夜淋しいのでラジオを付けて眠っているのだが、うとうとしながら聞こえてきたのが、辻井伸行が弾く「月の光」だった。

あまりのピアノの音の美しさに、曲の名前を書き留めた。

そんなことがあって、辻井伸行という名前は知っていた。

値段も1620円と手頃で、母親の辻井いつ子さんが解説をしている。

おさめられている10曲は、どれも彼の人生の節目に巡り合っている曲である。

私はいつもそうだけれど、10回くらい聴いて、ようやくその曲の素晴らしさに気が付いてくる。このCDも、何となく心が淋しくて疲れてしまっている隙間をピアノの透明な音が埋めてくれていく。聴くたびに新しい驚きと感嘆が増えていく。

62分、どれも素晴らしいが、特に7曲目「水の戯れ」が素敵だ。

上高地で明神池まで歩いた途中で聞いた、木陰の小川の流れが目に浮かぶ。

62分というと、おおよそ私の通勤時間片道分。

時代としては、贅沢な時を生きていると感じる。

何たって、ランプで井戸の時代を覚えているのだ。もう少し大きくなるとラジオが居間で流れていた。たかが車に付いているCDプレイヤーだけれど、私を感動させるには充分な機能を持っている。

最後にCDの紹介があり、「月の光--ドビッシー」があった。

月の光 ~ 辻井伸行 plays ドビュッシー

47分、2545円。ちょっと悩む。

 

 

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