さて、金曜日のもしかして詐欺騒動は、「間違えたみたいです」で終わってしまった。
何と素直な・・たいして怒ってもいない風で、本当に大丈夫か??と思っちゃう。
「潮音」を読んでいて、家に来てた薬売りのおじさんを思い出していた。
私が小学生の頃は、まだ年に1度、薬を持ってきている小父さんがいた
ゆっくりとお茶を茶の間で飲んでいる姿を思い出す。
その薬の中に「熊の胆」というのがあって、これは確かに良く効いた。
作中では薩摩まで薬を売りに行っているけれど、電車も飛行機も無い時代に、よくこんな遠くまで‥と思う。
まぁ、それにはそれの訳が有るのだが。
材料の量、販売先の広さ、置き薬の値段等々を考えると、商売として成り立つのは非常に難しいと思う。
しかし、薬局もすぐそばには無く、医師に診察してもらうのも難しい時代に、置き薬はやはり貴重な物だったとは思う。
最後までお読みいただきありがとうございました。