子供手当支給の所得制限を無くすと、凡そ1000億円の費用増になるという。
一体、これらのお金はどこから湧いてくるんだろうかと不思議でならない。
子供手当を厚くするために、高齢者医療の保険料率を上げるという案も上がっているが、保険料が上がり、自己負担率も上がり、年金は下がり、物価は上昇するという状況では、貧困高齢者(私)の未来の生活設計は覚束ない。
そんな中で、信濃毎日新聞2月19日の記事に、日系ブラジル人で在留資格を持つ父親が亡くなり、タイ人の母親と日本で生まれ育った2人の子供が公営住宅退去を求められているという記事が載っていた。
母親が非正規に入国しているため、出生関連の書類手続きに不備があり、子供達は在留資格が認められないという。健康保険にも加入できず就労も禁じられている。
今ここに、日本で生まれ育っている子供が苦しんでいるのに、何が子供手当1000億円増額だと思ってしまう。
現実に苦しんでいる子供を見放して、所得制限による分断は避けるべきだというのは、綺麗ごと過ぎないか?
出入国在留管理庁によると、未成年の仮放免者は全国で297人だという。
まず、この297人を安心して生活できる様に支援することが必要じゃ無いのかな。
子供は子供だからね。それも、今現在日本で暮らしている子供なんだから。
何故、子供を産まないのか?
今後20年の日本の姿が見えないからね。
子供を産んでも、その子供を育てていかれるのか?
1か月15000円では育たないよ。
いくら出産一時金で50万円貰っても、それだけでは大きくならない。
今の仕事が後30年続けられるか?
子供の教育費は確保できるか?
日本が大きな戦争に巻き込まれないか?
月15000円貰えば諸々の問題が解決して、子供産む気になるかなぁ。
結婚もせず子供も産まなかったおばあさんにはわからないわ。
最後までお読みいただきありがとうございました。