金曜日は久しぶりの大雪で、姉が「私は通勤が遠いから早く帰してもらいます」と言って帰っておいでと言われた。
小学生じゃあるまいし、そんなこと言えるかと思いつつ、窓の外の雪を眺めていたが、4時過ぎに帰ってくる現場の人が、絶対帰った方が良いというので、お言葉に甘えて早く帰らせていただいた。
何しろ道路が洗濯板の様で、ハンドルも取られる。
明るいうちはまだしも、暗くなった夜道をあっちにフラフラ、こっちにフラフラ・・
怖い帰り道であった。
昔はへっちゃらだったのにね。
帰ると、車を止めるだけの幅で雪を掻いてくれてあった。
お姉さま様である。姉は風邪っぽくて、この所寝ているのに。
姉が食事も食べなくて心配だが、口をこじ開けて押し込むわけにもいかず、食べたくない。と言われると私に打てる手はない。
土曜日は煮込みうどんなら食べられるかと思い、うどんを煮たが、それもいらないという。
じゃあお汁だけでも・・というが、それも嫌という。
その辺で、そろそろ私もイライラしてくる。
何も食べられない姉の前で、私一人うどんを食べる。
早く寝てちょうだいと寝床に追いやる。
その姉も日曜日には漸く少し起き上がり、ほんの2本、3本のうどんを食べる。
やっとホッとする。
年寄りは体調が悪くなると、本当に面倒だ。
すぐ食べられなくなる。
我が家は寒いしね。
冬は本当に過ごしにくい。
早く来い来い春の便り。
最後までお読みいただきありがとうございました。