秋山郷へ日帰りバスハイクに行ってきた。
紅葉はちょっと早い。
もう1週間程後が最高かしらと噂する。
行楽日和で、雲一つない青空。
よほどに私は行いが良いらしい。
秋山郷は山道なので、マイクロバスで、補助席も使ったギシギシの乗客を乗せて山を登る。
どんどん山の上に近づくにつれて、スエーデン刺繍のような山の景色が見えてくる。
まだちょっと色づきが悪い。
でも、ちょっと茶色が勝ったり、赤っぽかったり、紅葉の様子もほのかに見られる。
「蛇淵の滝」は間近かではなく、滝観台までであるが、高低差が有り迫力がある。
秋山郷は水量が豊かな地方らしい。
途中階段が結構長い。
そこを一列に、まるで小学生の遠足の様に歩いていく。
道の途中には「河原グミ」が赤い実を付けて鮮やかだ。
一つ食べてみる。酸っぱいが秋の味がした。
「前倉橋の結東層」は1800万年~1500万年前の地層で、それが今でも目の先で見られるのは、そんな昔の形跡だと考えると不思議な気がする。
柱状節理の岸壁は、中国にでもいる様な気分にさせる。
今回は全国旅行支援を利用したので、クーポンが3000円付いてきた。
秋山郷は山の中なので、使える場所は限られている。
道の駅でおせんべい、あんこ玉、ねじり(お菓子)、金ゴマ等を買ってくる。
3000円は随分と遣いでがある金額だった。
魚沼産コシヒカリも売っていたが、5kg4600円と手が出なかった。
途中、おやつに「栃大福」を買う。
大福の生地に栃が使われているような薄い茶色の大福で、中の餡が美味しかった。
110円~200円で売られていたが、同じものらしい。
冷凍で各地に卸されていいるらしい。
もちろん、私は110円で買った。
秋山郷には木工店もあり、無垢材の家具が売られていたが、どれもうん十万という値段で、目の保養である。
その中で、栃のこぶの模様を生かした食器棚があり、見事であったが、値段が付いていなかった。多分、飛切り高いのだろう。
宝くじで10億円が当たったら、検討しよう。
最後までお読みいただき有難うございました。