私は葡萄が好きで、毎年上田の市場に自家用の葡萄が出るので、それを買って食べていたが、今年はそれほど安くない。
今年は目を見張るほど葡萄が値上がりしている。
しかし、農家の手がかかっている事を思うと、無理は無いのだが。
あの葡萄1房の1粒づつを剪定するのだそうだ。
何しろ1年間の成果が1,2か月で決まる。
収穫量は天候にも左右されるしね。
そして私は「長野パープル」がことさら好きなのだ。
大粒で皮ごと食べられる濃厚な甘み。
脳にガツンと衝撃が走り、殆ど中毒になる。
比較的栽培が難しいとのことで、市場に出る数も少ない。
去年はチビ娘に送れなかったくらいだ。
それが、何と!最近、また、近くのスーパーに出ている。
毎日帰りがけに1房ずつ買っている。
免罪符の言葉は「季節の物だから、無くなれば食べられない」
そりゃそうだけれど、私にしては贅沢の極み。
今日は買うまい。と、思いつつ、またスーパーに寄りそうな気がする。
そんな葡萄娘(ばあさん?)の私に葡萄が届いた。
クイーンルージュも入っている。
その甘さと言ったら、砂糖の塊を舐めているようだ。
それとシャインマスカット。
結局、昨日は長野パープルを2房、クイーンルージュを1房食べた。
結果、400gの増量である。
食べれば太る。
糖分を過剰に摂ると蕁麻疹が出る。
誠に素直な私の体である。
食欲のなくなる薬を飲んでいるが、そんな障壁をものともせずに「長野パープル」は脳に直撃する。
買って、買って、買って。と声高に脳の中で叫び声がする。
きっと今日もスーパーに寄っていく。
そしてモグモグと一人で食べていくんだろうか。
止めよう、止めよう。
血糖値が上がる。
家に帰ればシャインマスカットが待っている。
最後までお読みいただき有難うございました。