やはり、どうにも不思議な事が有る。
ファイルが1冊何処かに消えてしまって、それを探して先週は終わった。
それが今朝見つかった。
あるべき場所に有ったのだ。
あんなに探したのに・・・
全く不思議だ。
でも、もうこれで今日の仕事は終わった気になる。
こんな時、ご先祖様が探してくれたのかな?なんてちょっと思う。
そして、そんな自分の感性は危ないなとも思う。
これが行きつくと、8代遡っての先祖供養・・なんて思い始めるんだろう。
自分の資質をよく知って、よく注意しなくてはいけないと思っている。
この連休にTVで「いも たこ なんきん」を見ていて、時代考証のしっかりした衣装に感心していた。
主人公のマチ子の洋服で、いかにも昔の風情が良く出ている。
ちょっと野暮ったくて。
このTVでは、カモカのおっちゃんが魅力的であった。
いくら話しても尽きない魅力。良いよね、いくらでも話せるなんて。
それで、田辺聖子の本を1冊買った。
「やりにくい女房」
「類」も読み終わった。
初めはあまり引き込まれなかったのだが、読み進むにつれて引き込まれていく。
森鴎外の末子として、一生働かなくても暮らしていかれる生活が保障されていたが、第二次世界大戦で資産をすべて失う。
森家の贅沢な子供達はどう生きたのか。
結局、画家にも作家にもなれなかった「類」。
終生、森の坊ちゃん から成長できなかった。
それで、ただ1冊刊行された類の著書「鴎外の子供たち―あとに残されたものの記録」を注文した。
森真沙子の「箱館奉行始末」を読んで、これは続編が有ったはずだが・・と思う。
Kindleの良い所と言うか、悪い所と言うか、読み終わると続編を紹介するので、ついつい買ってしまうのだが、今回はスマホでそれが無かった。
PCで探してみると、5巻まである。
つい続きを注文してしまった。
私もつい、いつまでたっても松田の聖子ちゃんから成長しきれない。
でも、次々と読みたい本が出てくる時は幸せだ。
最後までお読みいただき有難うございました。