会社でN-NOSE検査と言うのをやった。
これは、線虫という直径1mmの小さな生物を利用して、癌患者尿に線虫が近寄るという性質から、癌リスクを判定する検査である。
去年、社員の一人がガンで亡くなったので、今年は会社で検査を申し込んでくれた。
検査の方法は、尿を採取して送るだけ。
体の負担は全く無い。
費用もペット検査などに比べると、とても安い。
その結果が出た。
取り敢えず、私はA判定で「お~~、元気な事で」と自画自賛していたが、問題は若手のホープがD判定であった。
A~E迄の判定で、D判定。
必ずしも、癌と判定されたわけでは無いのだが、私の心の動揺は止まらない。
だって、まだ20代半ば、若くてハンサムで性格の良い男性だ。
孫の様な気持ちで接していた。
彼も嫌な顔もせず、年寄の相手をしてくれる。
そのホープ君が・・・
体の調子が悪いという話も聞いていないので、多分大丈夫と思いつつ、でもD判定。
リスクが高いという事で、罹患しているというわけでは無いのだが・・
さて、どうするか?
人間ドッグへ行ってくるか、ペット検査をするか?
やはり癌の可能性をチェックするならペット検査か。
早く行っておいで。
おばあさんは心配だよ。
本当に最近は「癌」と戦っている人は多い。
乳がんや子宮がんなどは、最近ではそれほど怖い物では無くなってきた。
早期発見、早期治療で治る可能性が非常に高い。
だから、どれだけ早期発見ができるかが、今後の人生を分ける。
それと、最初にどれだけ良いお医者様にかかるかだ。
ともかく私はドキドキしている。
N-NOSE検査で陽性でも、その後ペット検査を受けても癌が認められなかったケースが大部分だという事も有る。
むやみに騒ぐことはいけないと思うけれど、切に切に無事を祈る。
最後までお読みいただき有難うございました。