朝、会社に来ると、大きなカラス・・と、思ったら雉であった。
それも雄。
会社の庭で餌をついばんでいた。
餌付けしようかな・・
しかし、私の周囲はどんどんワイルドになっていく。
去年は河川敷で鹿を見たし・・、そのうち熊も出てくるかしら。
狸はしょっちゅう見ている。
でも、雉を見てから、何故か私はご機嫌が良い。
だって、可笑しいよね。
目の前に雉だもの。
チビ娘達が来る予定が決まった。
電車の切符を取って、お土産を注文して・・
だって、チビ娘の家は、お土産を持ってくるほど気が利かない家だから、チビ娘が今回高校入学のお祝いを頂いて、ちょっとご挨拶のお土産くらい用意してないと、お祖母さんが恥ずかしいじゃないか。
電車の予約も取ったし、お土産も注文した。
本当は、ちょっとお祝いを頂いたお礼に、顔も見せると良いのだが、そんな時間は有るか無いか??
なんたって2泊3日、おおよそ2日の弾丸ツアーである。
美味しいもの食べて、好きな物を買って貰って、やりたい放題ツアーであるから、時間が間に合うか??
でも、少しづつ実感が湧いてきて、嬉しくなって元気が出てきた。
ちょうど桜も咲き始める。
一度は松本城だって見に連れて行ってあげたい。
姉が「次のお祝いはしてあげられるかわからない」と言う。
本当にもう、いつ何が起こるかわからない。
年齢的にも、いつまで元気かわからないし、動けるかもわからない。
今日が明日に続くかは不透明だ。
何と言っても、私の血管は90代だもの。
チビ娘もいつか、田舎にお祖母ちゃん達が住んでいて、訪ねていくと喜んで何でも買ってくれた。なんて思い出すかもしれない。
デレデレと可愛がられた思い出は、わりと役に立つものだ。
私も多分、両親は私が泣いているよりも、笑って暮らすことを喜ぶと思う。
別に地位も名誉も無くても幸せでいて欲しいと思うだろう。
だから、できるだけ笑って暮らそうと思う。
いつか、また彼岸で両親と会う時のために「面白い人生だったよ」と言えるように。
最後までお読みいただき有難うございました。