私の生まれた所では、ほんの小さな地方紙が有る。
本当に地元の話題を集めたようなサイズも小さな新聞だ。
それが、人口減少とコロナ禍の影響で採算が取れなくなり廃刊となると言う。
父が創刊時に少し出資していたそうで、今回廃刊になるに当たって、ほんの僅かではあるが返金されると言う。
もともと出資が僅かなので返金も些細なものだが、姉と食事を1回できる程度になるかもしれない。
しかし、ほんの30年程度の間の変化は激しい。
1つの地方紙が創業して、それが廃刊になるのだから。
大体、新聞業界自体が苦戦している様だ。
今の若い世代は新聞を取らない人もいるらしい。
思い起こせば、50年前、たかが大学生の分際で、朝晩新聞を取っていた。
朝刊と夕刊。
今、夕刊を取る人なんているかしら??
夕刊なんて有るのかな?
TV番組もリモコンで見られるので、1か月4000円近くも掛けて新聞を取るのは若い世代にとっては負担なんだろう。
新聞面も記事かしら?と見まがうほど紙面に広告の占める割合が多くなった。
「紅霞後宮物語 第十三幕」が今日発刊された。
ワクワクして今日を待っていた。
kindleの良い点は、予約さえしておけば、そく配信される。
今回は派手な動きは無いのだが、小さな娘が加わり、妙に所帯臭い展開である。
私は、主人公「小玉」が育てている皇太子「鴻」がお気に入りであるが、あまり出番はなくて残念だ。
この物語は次刊で終わるとの事で、さて、どの様な結末を迎えるのだろうか?
今回登場した帝姫「令月」が何歳まで登場するのか?
私としては、メロメロに甘やかされて育った「令月」のお嬢様ぶりも見たいのだが。
そうすると15年ほど先になるので、それはちょっと無理か?
では「小玉」が皇后になるまでか?
周辺の国情もきな臭いが、それを書き始めると終わらないだろうし。
亡命した「鴻」の兄「鳳」のその後も興味は尽きない。
番外編になるんだろうか??
1日に1冊くらい「面白い!!」と思える本を読んで、ちょっと美味しいと思えるものを食べて、暖かい寝床で眠る。
客観的に見て、充分に幸せかな・・。
最後までお読みいただき有難うございました。