相も変らぬ「有明富士」
まだ月が出ている。
明け方の朧な月は好きだなぁ。
自己主張していないわりに、存在感が有る。
昨日は1日寝床に入っていた。
あまりの寒さにお腹の調子が悪い。
漸く夜からぐっすりと眠れて、やっと調子が戻ってきた。
いくら横になっていても、深く眠れないと体はリセットできないようだ。
と、いっても睡眠薬の力を借りたので、あまり偉くは無いのだが。
寒いので、寝床は電気シーツが入っている。
ぽかぽかして、繭に包まれているようだ。
そんな映画があったなぁ。人間は電池で、夢の中の世界で生きている。
先日のTVで、コロナ禍により職を失った40代の女性が、公園でお弁当を貰い、今日は公園で宿泊1日目だと言っていた。
部屋でストーブを付けていても寒いのに、どうやって夜を過ごしているんだろうかと思う。
かつて年越し派遣村に集まった人たちは、今どうしているんだろうか?
そして、昨日のTVでは、緊急事態宣言が出ると、失業者の増加がうん万人と試算していた。
現代は、お金が無くては生活していけない。
衣食住、すべてにお金が必要だ。
だから多少の蓄えが有って、1,2か月は暮らせても、今回の様に1年、2年と長くなると、蓄えも底をつく。
コロナ禍前は、今ある収入がこの先も有ることを疑わなかった。
だから蓄えも、せいぜいが1年分。
その方法も長期の保険など、すぐには手につかないものが多い。
仕事が無ければ、どうにもこうにも動けない。
1か月の生活費は思いがけず多い。
失業手当も前職の6割しか支給されない。
それでは暮らせないので、労働保険にも加入されない短期バイトにでも就業する。
そのバイトを失業すると、次の手立てが無くなるのだろう。
何はともかく、稼ぐ力が必要だ。
有効求人倍率は1.0を下回ることは無い。
と、いう事は、選ばなければ仕事は有るという事だろうか。
とりあえず生きていくために必要な金額。
それを稼いでいく方法・・
グルグルと考える。
最後までお読みいただき有難うございました。