半休を貰った。
いつも姉といるので、一人の時間が急にできると、何をしようかと迷う。
いつもは閉まっていて寄る事が出来ないパン屋さんに寄る。
デニッシュパイがあって、余りに美味しそうなので、4個買う。
(姉と私と2つづつ食べたのだが、パターがたっぷり使ってあって、見事に二人してお腹を壊した。食べすぎる・・この所の問題点だ)
1つで食パンが1斤買える値段だ。
まぁ、賞与が出たので、そのくらいの贅沢を許す事にする。
お昼も一人で食べる。
その後、本屋さんを2軒梯子する。
コロナ以前は毎日本屋に寄っていたが、それも久しく途絶え、久しぶりのリアル書店である。
「最良の身体を取り戻す」が興味を引いたが、レジが込み合っていたので、それを待つのが嫌でkindle本にした。
その中に、孤食はいけないと書いてあった。
確かに孤食はつまらない。
美味しい物も、連れがいないと何となく不満である。
それに、ちょっとしたお店は一人で入るには敷居が高い。
だから、一人で入るには、せいぜいがファミリーレストランか喫茶店になってしまう。
そして、他の事には気が回らないという風情で、黙々と食べて店を出ることになる。
やっぱりつまらないな。
一時、一人で暮らしていた時、時々食事を一緒にしてくれる友人が欲しいと思ったことがあった。
いつかは孤食の時が来るのだろうけれど、それを想像すると、今からちょっと淋しい。
姉と私は11歳違うので、(多分)姉の方が先に施設か彼岸に行くことになる。
その後は、一人で食事を作り、一人で食べることになる。
食べる自由、好きな物を好きな時に食べられるのは、大きな幸せだ。
でも、80歳、85歳を過ぎて、自分で出かけることもままならなくなって、食事を作ることも難しくなったら、どうやって暮らしていけば良いのだろうか。
1年でも2年でも、今の状況を伸ばしていく事を努力して暮らしていこう。