家を離れたくない。
という記事が載っていた。
ご高齢の婦人で、よく転び骨折をするので、その度に入院をするのだが、このコロナの時期、面会もままならず、淋しくてたまらないという。
だから、その後、転んで骨折をした時も病院にも行かず耐えていて、娘さんに怒られたと言う。
高齢でスマホは使えない。
公衆電話は有るけれど、心配して看護師さんが付いてきてくれるので、内緒の泣き言もいえない。
ただただ淋しかったという。
転びやすいし、家はバリアフリーでは無いので、施設への入所を勧められると言うが、本人は入所したくないと言う。
やはり自由は制限されるしね。
家族が傍にいるわけでは無い。
そして、先日入所した叔母の事を思う。
長年共に暮らしていた愛犬を預けて、入所したのだが、淋しいだろうな。
でも、自分で選んだ事だし、これから寒さに向かうのに、暖房の心配や一人で暮らしている心細さから解放されたんだから、大丈夫だろう。
病気になっても、施設の人が付き添ってくれる。
大丈夫、大丈夫。と、自分を宥める。
最後までお読み頂きありがとうございました。