面白い本を探すのも一苦労である。
夜も寝ないで読みたいほど面白い本というのも、なかなか巡り合わない。
今日は『 今日がもっと楽しくなる行動最適化大全 ベストタイムにベストルーティンで常に「最高の1日」を作り出す』を何が何でも読みたくて、つい手を出して買ってしまった。
ちょっとkindleでは読みにくい。
思うに、私はけっこう毎日に飽きているらしい。
もうちょっと何とかならないものか・・と思っているらしくて、この本にはその答えが詰まっていると思ってしまったらしい。
結論としては、プレビューに要点を箇条書きでまとめてくださっている人がいて、それが結論といえる。
いつもはプレビュー読むのにな。
やはり、これが一発逆転なんてものは無くて、規則正しい生活、思考、積み重ねる努力である。
夜更かしして、好きな物を好きなだけ食べて、気にいったものを片端から買って、それでも健康な体と、猛烈な好奇心と莫大な財産を労無くして得られる方法は無いらしい。
そんなことは端から分かっていたのだが、つい、もしかしたらと思ってしまう。
困ったものだ。
「狗賓童子の島」を読んでいる。
この本は眠れないほど面白い。
以前に読んでいて、2回目です。
大塩平八郎の挙兵に連座した父・履三郎の罪により6才から15才まで親類預けとなり、隠岐「島後」に流されてきた少年、西村常太郎が主人公です。
島の中で医師となり、妻の幾と慎ましい自宅の縁側で1日を終わり、ホタルを見ながら白湯を飲む場面が、しみじみと美しい。
この場面があるから読みたい、といっても過言ではない。
「大塩平八郎の乱」は教科書で習いこそすれ、その名前を知っていただけで、その原因、社会情勢、その時代の農民の暮らしなどを知っているというのには、程遠い。
その辺が丁寧に書かれている。
飢えずに生きるというのも大変なことだ。
甥からメールが入り、
チビ娘は頑張っているのかなぁ。。
と、書いてある。
お父さんは単身赴任で頑張っている。
なかなか親もたいへんだなぁ。
チビ娘よ、口先三寸でも良いから、お父さんに優しい言葉をかけてあげておくれ。
最後までお読みいただき有難うございました。