と、同情しているわけにはいかない。
コロナ感染者がうなぎ上りだ。
首相は高齢者の重傷者率が2~3%、軽症、中等症の入院者用の薬も用意されているから・・。
と、説明している。
しかし、感染者という母数が上がれば、2~3%の高齢重傷者でも実数は増える。
大丈夫じゃない。
首相は、実はちゃんとした現状を聞かされていないのじゃないか。というコメンテーターがいた。
しかし、軽・中等症用の薬を用意したと言う言葉の終わらぬうちに、重傷者以外は自宅療養を原則というのは、やはり不自然だ。
自宅療養では、せっかくの薬を使えない。
現状報告が足りないというよりは、ご自身の中で意見の統一がされていない。
しかし、まぁ、暑いからねぇ・・という問題ではない所が切実だ。
だって、コロナ感染者の中等症というのは、中等なんて言葉で想像するような状況では無いらしい。
実は、結石で救急車を呼んだ事がある。
痛くって、本当に初めての経験なので、死ぬかと思った。
入院して、そのまま手術、後日先生に「死ぬかと思った・・」と、言うと「そんなもんだよ・・」と言われた。
救急車に乗る、その時でさえ、私は意識があって立ち上がれた。
救急車の人が「意識はあります・・」と通信しているのを聞きながら、意識があるくらいの症状で救急車を呼んじゃいけないんだと思った。
昨春に呼吸器がおかしくて、本人は肺炎かと疑った時、肺炎では無かったのだが、とても苦しかった。
何しろ、自分から医院へ行こうとしたんだから。
(よほど苦しくなければ医院へは行きたくないんだ)
それでも肺炎じゃなかった。
だから、この中等症というのは、とてもつらい症状だと思うんだ。
それを原則自宅療養というのは無理があるんじゃないかな。
そして、家庭内感染が増えているというけれど、自宅療養では、家族全員感染する可能性は高いよねぇ。
高齢者のワクチン接種が随分と進んで、やれ一息、そう思ったけれど、3回目の接種だとか、この勢いの感染者数だとか、まだまだ戦いは続きそうだ。
最後までお読みいただきありがとうございました。