私のことです。
「風の市兵衛」を読み始めました。
面白い。もともと読んでいたシリーズなのだが20冊以上ある。
今は同心鬼渋の息子、良一郎が同心見習いとして勤め始めた。
この親子の葛藤を、今まで読んでいるので、他人事とは思えない。
さて、どうなるのか。
思うに、私は想像力が足りない。
だから、物語の展開にドキドキする。
あまりお利口でないことも悪くないと思う。
68才の今、本を読む時間と体力があるのは、結構幸せなことだと思う。
そう思うのは、何度も話に出る友人のお義兄さん。
喉頭がんの進行が早く、もう氷を舐めることしかできないという。
手術をしても余命5年と宣言されていたが、その喉頭がんの手術も不可能となってしまった。
あっという間のがんの進行の速さである。
私にとってスイカを食べ、本を読んでいて、明日もまた生きていることを信じていられる今は幸せある。
TVで、アクアテラリウムを見る。
いろんな世界があるんだなぁ。
今はTVやインターネットで多様な世界が見られる。
それは私の10代前半には想像もできない世界だ。
選ばれなかった多くの世界があったのだと思う。
そう思っても、もう手遅れだけれどもね。
最後までお読みいただきありがとうございました。