昨日の本に「お見舞いに来て欲しい人リスト」を作っておくと書いてあった。
病んだ姿を見せたくない・・ということもあるので。
しかし、私の場合、私は末っ子、姉たちは順番なら先に行く。
一番逢いたい甥とチビ娘は遠くに住んでいる。
90手前といえば、友人達もお見舞いどころじゃない。
だから、お見舞いどころか、入院の保証人だって探すのが大変だ。
急な入院などで、下着とか入院道具とか持ってきてくれる友人なんていない。
さすがに、家に入って箪笥を開けるほど信頼できる友人と言うのは・・
一人いるけれど、私より年上だ。
ひっきりなしのお見舞いの人、なんて世界は望むべくもないな。
そして、死ぬ前に逢いたい人リストも作っておく。
遺言に「死ぬ前に逢いたくなったら連絡する。呼ばなければ、立ち会う必要は無い。お前たちの人生をしっかり生きろ」と書いた人のことが載っていた。
私が会いたいとすれば甥とチビ娘だろうか。
でも、どっちも遠くに住んでいるしね。
チビ娘なんて、生きていくのに一生懸命の年代だ。
生きている間、十分に楽しませてもらった。死んでいく人(私)の事なんか気にする必要はない。
本当にそれこそ、あなたたちの人生をしっかり生きろとエールを送って逝こう。
本当は、死ぬことは、とても怖い。
そこまで行く道のりが怖い。
痛いだろうか、苦しいだろうか、云々。
でも、みんなが行っている道だから、きっと私も行かれるだろう。
最後までお読みいただきありがとうございました。