家族って、姉の事です。
これから、白々しくても、他人から見て阿保らしくても褒め殺すことにしました。
「老活の愉しみ」を読んで、笑いの大切さを知りました。
と、言うか知っていたけれどもね。
意識することは無かった。
でも、これからは、意識して面白い事、笑えることを探していこうと思う。
そして、白々しくても姉を褒め殺す事にした。
「おねぇちゃん、20は若く見えるよ!!」
「おねぇちゃん、料理天才!!」
阿保らしい・・
けど、姉だって言われて悪い気はしないだろう。家庭の平和、世界の平和である。
この本、私にはとても役に立った。
痛みについて「症状を人に言わない、見せない、悟らせない」ことが改善の近道だという。
私は、今、腕の痛みで整形外科に通っていて、湿布と薬を貰い、夜は睡眠薬を飲まなければ眠れない。
だけれど、確かに何かに夢中だと、しばし忘れるんだ。
身を忙しくすること、こまごました日常作業をこなしていくことが、安静にして痛みに意識を集中していることより大切だという。
実に納得である。
日常でできる体操についても書かれている。
どれもほんの些細な動作である。
とりあえず、私はスクワット、片足立ちを毎日の習慣にしたい。
ほんの1歩づつだけれど、老化に抵抗していきたい。
あまり手のかからない老人になることが望みだ。
その他には、亜鉛不足だと、味覚異常、舌のヒリヒリやピリピリ、口内炎になりやすいという。
これって、私の症状じゃないか。
亜鉛の多い食べ物は、牡蠣、小麦、ビーフジャーキー、ナチュラルチーズ・・・
慌ててチーズを食べる。これから1日1切れチーズを食べよう。
そして、一番心に響いた文章は
「末期癌になったところで、それは受け入れるしか有りません。
しかし、人生そのものが末期癌に覆いつくされるものでは有りません。
私と言う人間の一部分でしかないのです。
あと残りの大部分でたくましく日々の仕事で身を忙しくしたほうが、思い悩んでいる より何倍も有意義でしょう」(「老活の愉しみ」より抜粋)
同僚で悪性リンパ腫の治療をしている人がいる。
彼は日毎に痩せてきて、仕事に出てはいるものの、私はとても心配である。
彼に休職を勧めたが、「家に居ても体がなまるし・・」と、出勤して来ている。
私はヒヤヒヤで、どうして良いかもわからず、ただオロオロと眺めているだけである。
しかし、この言葉を読んで、いたずらに自宅療養を勧めるのを止めようと思った。
彼は戦っている。
それならば、私はそれを見届けよう。
彼が選んだ道だから。
もうじき夏が来るよ。
大好きな西瓜、送るからね。
最後までお読みいただきありがとうございました。