中国の雲南省で、象の群れが北上しているという。
迷子になったとか、食料が無くなったとか諸説有るようだが、何かが象たちを移動させている。
私は動物園でしか象を見るなんてことは無いから、野生の像、見てみたいな。
わりと私は象が好きで、わざわざ信濃町の「野尻湖ナウマンゾウ博物館」まで行ってきたほどだ。
マンモスのレプリカが飾られていた。
大きくて、迫力満点である。
こんな所(失礼・・)に、マンモスがのしのしと歩いていたなんて、本当に不思議だ。
その姿を想像するとゾクゾクする。
その上、石器を使って、このマンモスを狩って、人間が食べていたのだから驚き、桃ノ木、山椒の木である。
ギャートルズ、なんていう漫画があったかしら。
このマンモスのレプリカが見たかったのだ。
博物館では、私と姉のお二人様貸切状態。
まぁ、コロナ禍自粛中だものね。
1万5千年前の縄文人は、こんな大きな獲物を取っていたんだと思うと、尊敬してしまう。
だって、武器は石器だよ。
本当に命がけだったんだろうな。
狩らなければ、食べ物が無ければ生きていられない。
その上、冷蔵庫が無いしね、大きな獲物でも食べちゃわないといけないものね。
縄文時代は、思いがけなく長くって、15000年前~3000年前くらいまで、約12000年ほど続いた。
後期は中国から稲作が西日本で始まっている。
弥生時代は約1500年程度ということを考えると、いかに縄文時代が長いかと思う。
12000年かけて、マンモス狩りから、稲作にやっと変化したのだ。
さて、私の68年を見るに、牛乳屋さんなど無いから、ヤギを飼って、ヤギの乳を飲む生活をしているような田舎の一軒家が、大学から帰ってくると、家の両隣にスナックができていた。
東京より実家の方が夜は賑やか。
毎夜カラオケの声が聞こえてくる。
高校時代はカエルの声だったけどね。
FAXが事務所に入り、母親が、どうして電話線から紙が出てくるの?と不思議がり、ポケベルを皆が持つ管理社会が始まった。
この頃は、ポケベルの会社が潰れるなんて、想像できなかった。
さらに携帯電話を持つようになり、どうやって、今いる場所を誤魔化すか。なんて話をしていたが、今ではGPS で、ばっちり居所確認である。
ドローンが空を舞い、オンラインツアーなんてものも出てきた。
縄文時代の12000年、ここ最近の100年。
時代と言うか、時間と言うか、宇宙というか、物凄い凝縮がされていくという気がする。
最後までお読みいただきありがとうございました。