華寿過ぎて・・・これからの準備

華寿(70歳)を過ぎた独身女性、子供の無い不安、生活苦、節約、貯蓄など、時々生活の楽しみも書いています。

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望まぬ妊娠、見つからない相談相手

望まなかった妊娠の時、どうすれば良いのだろうか。

 

県内で空き家となった実家の敷地から、嬰児の死体が見つかった。

www.asahi.com

 

県内という身近な場所の事件で、一人で出産して、実家にその子を埋めたという、その母親の孤独を思い涙した。

 

私はラッキーなことか、不幸な事か、子供を妊娠するという機会は無かった。

だから、夫や親族に祝福されて、お腹の子供が育つという幸せを知ることも無かった。

が、

望まぬ妊娠にうろたえることも無かった。

それは、本当に幸せな偶然だ。

 

令和2年の人工妊娠中絶数は145,340件もある。

これの全てではないけれど、この中に望まぬ妊娠も多く含まれていると思う。

 

令和2年度の人工妊娠中絶数の状況について|厚生労働省

 

そして今、チビ娘が大きくなってきて、このような望まぬ妊娠という問題にも逢う可能性が出てくると、本当にドキドキする。

誰も彼女を傷つけぬように、チビ娘をガラスの箱に入れて飾っておきたいくらいである。

こんな問題に遭遇した時、チビ娘には誰れが相談相手となってくれるんだろうか。

もちろん、そんな問題には遭遇しないで欲しい。

こんな事は、割と親には話せないものだ。

 

今回、事件となった当事者は、相談する相手もおらず、長い間空き家となっていた実家で、一人で出産したという。

妊婦検診とかも、もちろん受診していないだろう。

同じ女として、彼女の事を考えると、胸が痛くなる。

それは、もしかしたら、自分も巡り合ったかもしれない危機だもの。

 

時を戻して、彼女の傍に行って、一緒に悩んであげたい。

お腹の中で大きくなる子供に脅え、迷った毎日だっただろうか。

どうしたら良いかわからず、眠れぬ夜を過ごしていたんだろうか。

例え、生まれた子供を、すぐに養子に出すにしても、一時的に生活保護で母子が暮らすにしても、実家の庭に我が子を埋めるより、よっぽどマシだろう。

 

若い女性の妹達よ、助けを求める声をあげなさい!!

声を上げなければ、誰も気付かない。

助けてもあげられない。

 

例えば慈恵病院で運営している、こんなサイトもある。

ninshin-sos.jp

多分、市町村の福祉窓口でも、相談に乗ってくるはずだ。

今の市町村は、子供には手厚い支援がある。

 

今回の子供は、多分、その存在さえも知られることなかったのだろう。

母親も可哀想だが、子供も可哀想である。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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