最近は疲れて眠くて眠くて仕方が無い。
寒いという事も有るのかもしれないが・・
曽野綾子著「終の暮らし」という本を買った。
この人の本には、時々有るのだが、書下ろしではなく、数ある著書の中から、それに合わせた文章を抜き出して編集してある。
だから、ちょっと時系列がずれる。そこがう~~ん、という感じである。
夫(三浦朱門)の最晩年の療養風景が良い。
住み慣れた自宅で妻の雰囲気を感じながら、見慣れた庭を見ながら暮らす。
手の届く範囲に好きなものを置ける。
幸せな晩年だと言える。
しかし、それを支える経済力が必要だな。
彼女の家はそれなりの広さがあり、家政婦がいる、訪問診察をしてくれる家庭医もいる。
お金か・・と思いながら「言ってはいけない格差の真実」を見る。
曰く「経済格差は知能の格差だ」という。
そして、知識社会で成功できるのは限られた人だという。
そりゃ、限られた人でなければ成功とは言わないが。
そして、自分を考えるに、決して飛びぬけた知識が有るとは言えない。
成功できない人というのは、これからの知識社会が要求するハードルを越えられない、膨大な数の国民の一人として取り残されていく人たちだという。
私は、その膨大な数の一人だ。
年代的に見ても、スマホの使い方一つでさえも、もはや小学生のチビ娘に敵わない。
そんな高齢者が、労働力の単価としては低価格の世界規模の市場にどうやって太刀打ちしたら良いんだろうか。
教えて欲しいものだ。
最後までお読みいただきありがとうございました。