今週のお題「怖い話」
WHOが「ワクチンの国家主義に警鐘」という記事があった。
今回のコロナ禍で、WHOも随分と信頼を失ってきた気がする。
まだパンデミックでは無い。と、繰り返し言っているうちに、今回の様な状況になってしまった。
もっと、具体的、かつ有効的な対応を提示してくれなければ、新しい病気が出てきても、多分大丈夫と言っているだけでは役に立たない。
私たちも、武漢から日本へのチャーター便が出た時点で、すでに用心をするべきだった。
ワクチンの国家主義というが、どの国だって、自国の国民への提供が一番優先だろう。
お金も時間も投入して、自国民にワクチン接種が半分くらいしかされていないのに、途上国へ無償で大量にワクチンを提供したら、多分国民が怒る(と、思う)
色々言うなら、WHOは基金を募り、独自にワクチンを作るとか確保して、途上国に配るとかすれば良いと思うが、ただ言葉で言うだけでは役立たずだと思う。
自分(自国)だけ、良ければよいとは思わないが、自分(自国)がまず安全と余裕を持たなければ他人(他国)を助けることなどできない。
コロナ禍の当初、日本は中国へマスクや防護服を送ったが、その後国内で深刻なこれらの不足に苦しめられた。
中国は国内のマスクを徴用し、日本への輸出が止まってしまったのも一因だ。
その後、自国が落ち着くと、マスク外交をして、それも落ち着いたころ、ようやく日本へもマスクが流れてきた。
そんなもんである。
「プロメテウスの罠」という本の紹介があり、買ってみた。
9刊まで有るというのは誤算だった。
朝日新聞の記事なので、レビューを見ると賛否両論であるが、読んでみないことには何とも言えない。
要するに、政府発表と現実は違うんだという記事の様だ。
コロナだって、緊急事態宣言時より、重体になる人の率が少なく、あの時とは違うんだと言うけれど、重体になる人はいるわけで、そうならない確証はない。
あの時(緊急事態宣言時)とは違わないと思うけどねぇ・・
最後までお読みいただきありがとうございました。