年を取ってくると、孤独への憧れが深くなる。
そこで、audiobookの諸富祥彦講演CD「深く孤独を生きる」を買った。
講演CDはチラ見ができないので難しい。
それに高い!!
買ったすぐあとで、半額セールなどに出ていると、ちょっと損をした様でイラっとする。
孤独は悪い物ではない。というような話だけれど、今の私には響かない。
それよりも
に出てくる「二ツ」が山で一人で過ごす描写の方が心打たれる。
岩屋に1人で冬を過ごす用意をする。
冬ごもりのマキを作り、食料を蓄え、降る様な星空を眺め、一人眠る。
そんな孤独な生活に憧れる。
私が子供の頃、暮らしていたのは本当に田舎のハズレで、日が落ちると降るような星空、夜空に青く光るような北アルプス。煩いような鳥の声、ラジオでさえも1日中はかかっていなかった。
だから、生活するために(お金を稼ぐためにではなく)働き、自然を感じながら生きていく。そんな暮らしにもちょっと憧れる。
その癖に、誰とも喋らずにしばらくすると、妙に自分は独りぼっちと拗ねたくなってくる。
なかなかに難しい隣人だ。孤独って・・
最後までお読みいただき有難うございました。