連休中、「飯島和一」に取り付かれていた。
文庫で1188円。
文庫でも1000円以上というのは、ちょっとびっくりだ。
なかなか読みごたえが有るけどね。
それで、島原の乱を扱った
一村なで斬りで消滅した村を描いた
長崎を舞台とした
この著者は今回始めて読んだのだが、とても力がある。
そして、歴史的裏付けもちゃんとして、その上に物語を構築している。
ヨーロッパの石造りのお城の様な手法だ。
生きていく事さえ難しい搾取と飢え。
それを今年の葡萄はイマイチ・・とか思いながら、菓子を食べつつ読むのだから、精神は分裂している。
私は持病があって、主治医に「痩せろ!」と言われているが、先日、その主治医が言った。
美味しい物は沢山有るものね。
今は痩せることが難しい。
先生優しいんだ
好きな事は出来るんだよね。
でも、インプットはできるけれど、アウトプットができない・・。
だから太るんだけれど・・