昨日友人と話をしていた。
彼女の別の友人の話である。
その友人は、今まで働く事は無く過ごしてきた。
そして、ずっと形は違えど働いてきた私の友人に「とても大変だったね」と同情したという。
私の友人は何も同情してもらういわれはない。と、ちょっと憤慨していた。
2018年の女性の就業率は69.9%、つまり、10人に3人程は働かない女性がいることになる。
私の友人や私の様に、学生時代以降、とりあえず働いてきた人間は少ないのだろうか。
どちらかといえば、働く事が普通で過ごしてきたので、専業主婦が羨ましいとも思わない。
良くも悪くも働くということは刺激があるということだから。
田舎というか、地方地方ではその地区に根ずいた食文化がある。
例えば、この地方では「灰転がし」と呼ばれる「おやき」。
野菜を具にした蒸かすお饅頭もある。
「イゴ」と呼ばれる海藻の寄せ。
そして「お醤油の実」と呼ばれるお豆。
お茶うけや、暖かいご飯にとても相性が良い。
物産センターなどには、良く置かれており、中には、自分で作れるように材料のセットになっているものもある。
勿論、どれをとってもステーキや大トロなどと比較になるほど美味しい物ではない。
一世代前の田舎のお祭りのご馳走、日常のおかずである。
でも、歳を重ねるごとに懐かしい。
優しい味がする。