新潟旅行は片道5時間強のドライブなのだが、83歳の姉にはちょっと疲れたようだ。
片道3時間くらいの方が良いかな。
それと、ゴーグルの道路案内で、花屋さん、お蕎麦屋さんを訪ねたのだが、案内してくれる道が、「え~こんな道を案内してくれるの~」というような道で、後ろに乗っていた姉は、自分が運転するほどに疲れたようだ。
ともあれ、無事に帰ってこれて良かった。
どんなに良い宿でも、エレベーターが無いと難しい事がわかった。
1日5~600歩の行程なんだが。
なかなか、高齢になると行動範囲は限られる。
女3人寄ると姦しいというが、やはりご馳走は噂話。
私と同年齢くらいの女性で、最近急な病でご主人を亡くされた方がいる。
何事もご主人を頼っていたという。
亡くなってみると、貯金も無くて、葬式代も無い状況だったそうだ。
ご主人は給与も沢山取っていたそうだけれど、遊ぶのも派手で、家を増築する際も、貯金がまるで無く、銀行からの借り入れができずに、友人から借りたそうである。
だから、両親のお墓も建てられずにいた。
彼女は家計もご主人に任せきり。
貯金も借金も何も分からない状況だったそうな。
まぁ、これからどうしよう!
と、他人ながら心配したが・・
ご主人は急な亡くなり方ではあったが、退職金が出て、それで葬式もお墓も立派に作り、その上、保険金も降りたという。
遺族年金も出ていて、今の生活には困らない様子だ。
その上、あっと驚く・・。ことが・・
彼女は10年来パートに出ていて、わずかながら収入があった。
多分、扶養の範囲を出ない程度だろう。
その収入を全部貯めていて、それが500万円以上溜まっているという。
凄い!!
彼女のご主人はお婿さんなので、両親のお墓というのは、彼女の両親のお墓だ。
2人の娘がいて、県外の学校へも進学させている。
私なら、自分で貯めたお金で両親のお墓も建てちゃうし、娘達へのお小遣いもちゃらちゃら使っちゃう。
家の増築だって、持っていれば自分のお金を出してしまう。
それが、家計には自分のお金を出さずにきっちり貯める。
どんな事があっても、それには手を出さない。
あっちのお金をこっちへ、そっちのお金を向こうへと無いお金を遣り繰りする私から見ると、彼女の意志の固さが眩しい。
この本を注文しました。
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志摩さんの波乱万丈のエッセーが載っているというので選びました。
kindleも出ている様で、知らなくて残念。
今日は本を数冊、それと飴と付箋とお菓子を買おうと思っています。
旅行してお財布のタガが外れています。