令和に変わり、新しい時代が始まる。
ついでに長い連休もプレゼントしてもらった。
この際に遺言状について考えてみる。
私はシングル、子供無しなので、法定相続人は姉妹になる。
私は末っ子だから、姉たちは先に亡くなり(多分ね・・)、大したことない遺産は甥、姪に行くことになる。
そして、問題は、50年以上逢ったことがない異母姉が3人いるのだ。
全員法定相続人である。
私としては、少しでも残るなら、ちび娘の親である甥に残してやりたい。
そこで、元気なうちに遺言状を作っておくか・・と考えた。
姉妹は法定相続人でも、遺言状があれば遺留分がないのだ。
だから、異母姉系列の甥姪には残さなくて済む。
もらって有難い程の財産は残らない。
だいたい、もめ事を残して逝くのはご迷惑だろう。
遺言状の種類
遺言状には、事故や外界と隔離されているなど、特別な状況で書かれる特別方式の遺言状と、普通方式の遺言状があります。
今回は普通方式の遺言状で考えてみます。
普通方式の遺言状は3種類
- 自筆証書遺言
- 公正証書遺言
- 秘密証書遺言
この中で一番簡単な「自筆証書遺言」を書こうと思っています。
法的根拠は以下の通りです。
(自筆証書遺言)
第九百六十八条 自筆証書によって遺言をするには、遺言者が、その全文、日付及び氏名を自書し、これに印を押さなければならない。
2 自筆証書中の加除その他の変更は、遺言者が、その場所を指示し、これを変更した旨を付記して特にこれに署名し、かつ、その変更の場所に印を押さなければ、その効力を生じない。
引用元:民法第968条
字が書けて、印鑑を持っていれば一番手軽に作れる遺言書です。
公正証書を作るのは80歳になってからと決めて、この連休には自筆遺言書を作ることにします。
書き方はこちらを参考にさせてもらいました。
この遺言書の中に、終末医療についても意思表示をすることにしました。
丁度、新しい令和の時代ですものね。
さて、具体的内容としては
遺 言 書
遺言者seikoは、この遺言書によって、甥 ちび娘父、に対して次の通りに遺言する。
1. 現金、預金、株、不動産を甥 ちび娘父に相続させる
もしここに記載のない財産が発覚した場合、その全ては甥 ちび娘父が相続するものとする
2.seikoは延命治療を望まない
遺言者seikoは、遺言書の執行者として、下記の者を指定する
住 所 東京都新宿区西新宿●-●●-●
職 業 ●●●●
遺言執行者 甥 ちび娘父
記
令和◯◯年◯◯月◯◯日
住 所 東京都新宿区西新宿●-●●-●
遺言者 seiko 印
問題は
遺言状、最後の時にどのくらいの財産があるかわからない。
だって、後15年は生きるつもりだもの。
財産と言うほどは無いと思うけれどもね。
それと、遺言執行人が必要だということ。
これって、成人していれば遺産を貰う人でも良いのですって。
だから甥 ちび娘父
誰にも頼まなくて良いので、彼には一番楽だものね。
令和1番の仕事だ。