友人が毎日やることがないと言う。
だからお家はピカピカ。
それでも一人暮らしの家事は知れている。
仕事をしている貴女が羨ましい。
もう何度も言われている。
最近私が見つけた楽しみ。
それは、算数のドリルをやること。
飽くまで算数。
それも水谷一氏のドリル。
もう発刊されていないので、ちょっと高かった。
でも、試験があるわけでも、誰かと競う訳でもない。
1対1で水谷先生に教わっている気分だ。
たかが足し算、引き算、かけ算、わり算の問題にウンウン言う。
でも、66才、流石に四則演算くらいできる。
つまり、必ず解ける。
この必ず解けるという確信は結構大事なんだ。
諦めずに挑戦(大袈裟であるが)できる。
面白いよ。
解けた時の気分は、結構嬉しい。
このドリルの特徴は、問題の解き方の法則性を各々に考えさせる所にある。
そして、答えにたどり着くと、「ニヤリ、水谷先生やるじゃない」と思う。
会ったことも見たこともない相手と語り合う時間、年取ってこそ見つけた楽しみである。