甥の嫁さんからメールが届く。
チビ娘が中学生になって、元気に登校しているという報告と、図書券のお礼である。
今、私はチビ娘達2人のタブレットアプリ代として、約25万円/年間の援助をしている。
また、姉は塾代として孫に24万円/年間の支援をしている。
私個人としては、チビ娘の塾代や本代くらい、好きなだけ勉強も読書もできるように支援をしたいところであるが、何しろすでに定年後の生活なのでままならない。
では、世間ではどのくらい援助をしているのか?その辺は気になるところです。
そんな時、こんな記事を見つけました。
祖父母からの教育費の援助
第116回 祖父母に教育費を援助してもらっていますか?
inter-edu’s eye
祖父母から教育費の援助を受けている家庭はどれくらいか、アンケートを実施。あわせて祖父母から援助を受ける際に知っておきたい税制上の優遇措置についても調べてみました。
◆約4割の家庭が教育費の援助アリ!

おじいさま、おばあさまからお子さまへの教育費の援助はありますか? ズバリ聞いてみたところ、左のグラフのような結果に。あわせて約40%の家庭が「援助がある」あるいは「援助してもらう予定がある」と回答していました。「援助がない」は、約60%でした。
今年の夏に実施されたバンダイのアンケート(0~12歳の子どもを持つ親800人が対象)に同じような設問がありました。それによると、祖父母から孫へ教育費の援助がある家庭は27.6%。ちなみに年間の教育関連費用援助の平均は約13万円とのこと。この調査に比べると、エデュママファミリーは、援助のある家庭の割合が10%以上高くなっています。
教育費は、子どもふたり家庭だと全国平均でも年収の40%以上です。しかも受験するとなれば必要な費用は一気に倍増。進学する学校が私立、理系、医学部、大学院までとなれば、どんどん膨れあがっていきます。ある程度経済的に余裕がある家庭でも、“いくらあっても足りないわ~”とため息が出てくるときが一度や二度はありそうです。
これによると、約4割の家庭が援助を受けています。
年間平均13万円、他の調査では、月平均2.5万円という結果も有りました。
チビ娘は平日はタブレットでちょっと勉強をして、後は塾の模試に参加、その他は春休み、夏休みの集中学習の塾を利用とのことらしい。
決して豊かな家計とは思われないので、娘2人を塾に通わせるのも大変ではないかと察しています。
これからの時代、生き抜くためには家族の協力が必要
資産が有るわけでも無い、極々庶民が、これからどうやって子供を育てていくか。
私は両親以外にも、その他の家族が協力していくことが必要だと考えます。
今あるお金を将来に使うという意味が投資なら、やはり子供達に使うお金は投資だと思います。
将来、子供達が生き抜く力を付けるためにかけるお金です。
本来は、基本的な学力は義務教育でつけられるはずですし、そのためのお金も公費で賄われるはずです。
しかし、現実には塾に通わなくては良い高校へは進めない。
良い高校へ進学することが偉いとは思いませんが、可能性は広がると思います。
少しでも手助けができるなら、やはり援助してやりたいと思います。
そして、援助してもらえる子供達は幸せなのだという事も知って欲しい。
だって、4割の子供が祖父母から援助を受ける一方、子供の貧困率は16.3%、7人に1人は総体的貧困の状況です(内閣府 平成24年)
最近の空気では、じりじりと物価が上がってきて、もっと状況は厳しいかもしれない。
出来る事なら、これらの子供達すべてが、知りたい力を止めることなく発揮できる世界を望みますが、私個人では力及びません。
だから、出来る範囲でチビ娘にエールを送りたいと思います。