日毎に寒くなる。
年末が近くなり、お歳暮の用意やら、冬のスタットレスタイヤの用意やら、何かと物入りで頭が痛い。
ついでに、あちこちで年収300万台は大変だなどという記事を読むと、年金144万円の私は身震いがする。
年金受給中央値が96~108万円なんだから、年金生活者がそれ程、皆貯蓄してあるとも思えない。
高齢者が皆300万円台の生活をしているとも思わないのだが・・
さて、私は何となく独身で過ごしてしまったので、子供はいない。
その上、姉妹の末なので、順番から言えば最後に残ることになる。
姉の介護は私の仕事と思っているが、私の晩年はどうなるのか・・
子供が居ないデメリット1.保証人がいない
まず、病気になると保証人がいる。
入院、手術となると、説明を受けて、承諾書を書いてくれる人が必要となる。
これが問題である。
弁護士や司法書士もなれるけれど、費用がかかる。
子供が居ないデメリット2.介護施設に入るのに連絡先がない
介護施設も、もちろん保証人がいるのだが、保証人だけではなく、もしもの時の連絡先が必要となる。
その連絡先が困る。
子供が居ないデメリット3.葬儀に喪主がいない
勿論、互助会に加入していて、最低限の葬儀ができるようにしてあるが、互助会は喪主からの委任がなければ、諸手続きをしない。
まったく身寄りもない孤独死の場合、市町村では火葬して、供養塔を設けている所も有るが、そこそこ親族もあると、誰かを頼まなくてはいけない。
しかし、縁も遠くなってしまった甥や姪では敷居が高い。
解決方法
1.親族との絆を強める
親しい友人も歳を取るので、100歳の保証人に105歳などといっても相手にしてもらえない。
常に甥、姪でも日頃から絆を強めて置く。
これってねぇ、正直に言うと、どうして良いのかわからない・・。
2.独居高齢者の互助組織を作る
お互い様なので、例えば、若い世代(と、いっても60代とか・・)が80代、90代の人の保証人や連絡先になる。
保証人といっても、病院代、施設代、葬儀代などの費用であろうから、基金を作って、そこから費用を捻出する。
昔読んだ田辺聖子の本に、独身で高齢になってしまった女性の話が載っていて(もちろん物語り)、そんな女性同士が入院の際の手続きや、諸々をお互い助け合うのが書かれていた。合同の墓地も作ろうとしていた(ような・・)。
そんな組織があると良いな。