安曇野だより
一斉に北国の春です。もう桜も散りかかっています。田圃も水を張った所が増えました。ツバメが沢山飛来しています。賑やかですよ。
国民年金の特例追納制度を考える
◇ 国民年金は40年納付、満額780100円/年間
国民年金の特例追納制度のご案内が来ました。今まで、国民年金の追納は2年間でした。それ以上納付してない場合は時効となって、納付できませんでした。私も48歳で失業し、53歳で就職するまで国民年金が払えない時期がありました。健康保険は扶養に入れてもらっていましたが、年金を払う余裕の無い時代でした。ですから、就職してから追納もしましたが、大凡17か月くらいは時効になってしまった時期が有るはずです。
満額781000円(年間)の所、基礎年金部分は632000円しかありません。
◇ 特例追納制度では追納期間が10年間
特例追納制度を考える場合の対象期間は60歳未満の人は承認時点から10年間。60歳以上の人では50~60歳未満の期間とされました。ぐっと幅が広がっています。私の場合は50~60歳未満の期間で未払いが有るかどうかです。多分17か月ほどの未納があると思いますが、これを収めると、月2000円程度年金が増える。ざっと10年以上生きると思えば追納をした方が得です。しかし・・、貰える年金の少ない事。だからこそ、少しでも安定して収入になる手立てを講じておくべきなんでしょう。
◇ 月2000円は多いか少ないか
17か月(未納機関)×16280円(国民年金保険料)=276760円(追納金額)、これを一括納入して年金を月2000円増やすかどうか、悩む所だが、随分と倹しい話だ。2000円など、一瞬で使ってしまいそうだ。この程度増えても、減ってもそれほどの違いは無い。などと生意気な事も考えるが、昨日の買い物を見てみると、青菜1束100円。今が最盛期で美味しい。ミニトマト150円、おやき2個220円。3日くらいは食べていかれそうだ。たかが2000円、されど2000円である。一生貰えるんだもんね。もう一度社会保険事務所に行って確認してみる事にする。
◇ 特例追納制度の利用期限は平成30年3月31日まで
何度も延長しているので、これも延長されるかもしれない。まぁ、確かなうちにできることはやってみることにしよう。しかし、今までは加入期間300か月以上だったのが10年とか、厚生年金加入条件の緩和とか、目まぐるしく条件が変わってくる。ついて行かれない。