雪が降らなくて、私はとても有難いのだが、地域的にスキー場は困っているらしい。
30年前には考えられなかった状況だ。スキー人口も減っているし、雪も減ってしまった。北に行けばギャルがいると言われた時代は終わってしまった。何故か外国人のペンションオーナーが増え、長野駅のバス案内のおじさんは英語で案内をしているという。季節のアルバイト求人も英語を喋れるのが条件とか。そんな変化を横目に観光地から僅かに外れたここ(私の勤務地)では、取り敢えず眠った様な生ぬるい冬を過ごせている。しかし、冬にスキー客が入らないと地域にお金が落ちず、結果として私の勤める会社も売り上げが上がらず、何となく景気が悪い空気が地域に流れ始める。
嫌だな。
さて、どうする・・。
家に帰ってお風呂に入り、ご飯を食べて、ちょっとTVを見ると寝る時間となる。
姉がTVを見ているときに本を読んでいると会話がずれるので嫌がる。するとさらに本を読む時間が減ってくる。
と、いうことで、またまた「バッテリー」です。
おせっかいのアマゾンがAudibleで「バッテリー4」を追加したと連絡してきた。今日の帰り道はこれを聴く。
あさのあつ子はこの本で、巧や豪、そして監督の戸村などの言動の源を「生身の快感」としている。豪は何物にも置き換える事のできない快感を知ってしまった。その快感ゆえに、自分の限界をたとえ半歩でも前に進もうと決意する。