五島列島の福江島に行ってきた。
松本空港からチャーター便のツアーがあって、長崎、五島列島2泊3日98000円だった。
何よりの魅力は松本空港発着のチャーター便で、福江島から1時間半で松本空港まで着いてしまった。
通勤時間よりちょっと長いくらいの時間だ。
いつもが山国の生活なので、海、特に南の海は嬉しい。
往復の航空券、ホテルの食事付き宿泊料、現地のバスツアー代、おまけにお昼のお弁当2食付なので、割安というべきか。
2泊3日とはいっても、出発は午後2時、松本着は午後1時半と、正味2日の短い旅だった。
長崎、五島といえば隠れキリシタンが有名で、福江島にも小さな教会が沢山建てられていた。
ただ、250年の弾圧にも耐え忍び、明治になりようやく教会を建てても、人口減少により村が存続できなくなり、基礎だけが残る場所もあった。
宗教弾圧の嵐を耐え忍んできたが、150年の間には職場が無く、故郷の地を離れていかざろうえないという別の嵐を迎えている。
今の時代は風光明媚で食糧を自給自足で食べられる、というだけでは生きて行かれない時代だからね。
信仰というものを考える。
250年の間には、元々の教義も変化していたのでは無いだろうか。
だいたい、キリスト教信徒という自覚を、幾世代も継続して持っていられたものだろうか。
なにが、そこまで頑なに固持させたのだろうか。
それも命をかけて・・。
菩提寺は曹洞宗ということくらいしか知らない私には、そこまでの信仰心は眩しい。