今週のお題「読書の夏」紅霞後宮物語・雪村花菜
ライトノーベルはわりと好き。
特に強い女は好きだ。精神的だけではなく、肉体的にも強い。
この本は未来を走る少女にも良いけれど、ちょっと疲れた私の様なお婆さんにも読んで欲しい。
主人公「関小玉」は武官としての才能を見込まれて皇后となる。しかし、実は皇帝「文林」は皇后を愛しているらしい。
この小玉が文林に抱く感情。
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自分は多分、ほんの少しでも他の女性のものだという感じのある男は好きになれないのだ。醒めてしまう。怒りもわかず、ただこいつはもう、自分の男ではないと判断してしまう。
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そして、皇后の女官長がいう言葉、
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めんどうくさくない世の中など、最終的にはつまらないものです。
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含蓄ありますねぇ。
強いんです。ストレス感じたら読んでください。
自分もどっかで強くなれそうな気がします。
かっこ良いんです。
田圃では稲の穂が実ってきました。
豊穣の秋が始まります。