華寿過ぎて・・・これからの準備

華寿(70歳)を過ぎた独身女性、子供の無い不安、生活苦、節約、貯蓄など、時々生活の楽しみも書いています。

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東京国立博物館に行って来た。体は重いが心は軽く・・

定年退職になったら、やりたいことがあったのだ。

その一つが、東京で1ヶ月くらい暮らして、毎日博物館や美術館巡りをしたいということだった。

定年退職になったものの、1日も休まず再雇用に突入。

変わり映えの無い生活となった。

退職金も、東京生活に使おうと思っていたが、ネパールの娘が留学費用を借金していると聞けば、それに足してあげたいと退職金の半分を削り、これから収入が減るので、何か仕事をなどと焦って、ろくでもない情報商材にひっかっかってしまった。多少なりともお金があると使ってしまうのだわね。

ちょっと変だと思う物はやはり変なんだ。

仮想通貨は変動が凄くて、億り人とか騒がれるようになると、一斉情報詐欺というような様相を示している。

特別な情報を教える。お金が貯まるアプリを特別販売する。なんやかんや・・

考えてみると、退職金分をおおよそ綺麗に使ってしまった。まぁ、楽しかったけれどね。

今より収入を数万円増やすことは、頑張れば可能かもしれないが、億万長者にはなれない。ふとその夢に踊らされたようだ。

 

 

そして、なけなしの退職金の残りを使って、東京国立博物館に1泊2日で行って来た。

お目当ては白磁の茶碗

20代の頃、初めて見て、何と綺麗なんだろうと思った。

丸みが何とも言えず優しい。

11世紀の作品で、それがここまで残されていることにも感動する。
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もう1つの目的は空海の筆

弘法大師なんて、実在の人だと感じられないのに、筆跡があるのですから、やはりいらっしゃったんですよね。

力強い気力溢れる字だと思います。
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(画像を縦にできない・・・すみません)


ショップに行くと、意外にも王羲之の本などがありました。

台湾の故宮博物館で王羲之の本を探したのですが、これ!という物がなく、残念だったので、ちょっとびっくりです。探し物は足元に・・ですね。

東洋館の収蔵品の本を1冊、絵葉書を少々買ってきました。

東洋美術をめぐる旅: 東京国立博物館 東洋館 (コロナ・ブックス)

丁度特別展として「室堂の御仏たち」をやっていましたが、1時間待ちで、立っているのが嫌だったので、パスしてきました。

 

お昼は精養軒でカレー食べてきました。

「新御宿かわせみ」で良く出てくるレストランなので、この機会にぜひ食事をしてみたかったのです。

お隣では、お付き合い始めたばかりらしい若いカップルが、かわゆく「え~そんなに食べれません~」なんてやっていました。

帰りがけにキャッシャに置いてあったパンダが、可愛くて買ってしまいましたが、さぁ、どうしよう・・。

姉に見せれば馬鹿にされるし、会社の同僚の娘にあげるにはもったいないし・・

ビニールの袋を被ったまま自動車の後部座席で隠れています。

この後、参加したかったセミナーに出席。

まぁ、1ヶ月の東京生活の代わりですが、そこそこ満足しました。

ホテルが1泊21000円、食事3000円、なんやかんやで2か月東京で暮らした。と思って無くした退職金を諦めます。

宿に帰りました。

明日は東京マラソンだそうで、結構混んでいました。

久しぶりにゆっくりTVを見て夜更かし。

 

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