華寿過ぎて・・・これからの準備

華寿(60歳)を過ぎ、生活苦、節約、貯蓄など、時々生活の楽しみも書いています。

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女の見栄

私は今の会社に勤めて、大凡10年になる。

仕事は総務系の仕事。
とりあえず、勤める時心に決めたことがある。
意地悪をしない事。小さな職場なので、できる事は骨惜しみをしない事。
好意を示し続ける事。
田舎の福利厚生も無い、給料も安いような小さな会社だから、せめて貴方は会社の大事な人、大切な人とでも言ってもらわなければやっちゃいられまいと思ったのだ。

まぁ、ほとんど当たり前の事なのだが。

で、時々余計なお世話をやくのだが、10年前には煩そうに顔を見ると逃げていく人がいた。
たまたまその人がちょっとした用で私の所に来て、少し寛いだ表情でお喋りをしていった。

 

ちょっと私は嬉しかった。

 

若い頃は女の見栄の様なものが有り、人に好意を示すより好意を示して欲しかった。
愛するより、愛されたかった。
自分が与えるより、より与えられたかった。
だから、家族でも気が有る相手でも無いのに好意を示し続けるなんて、本当に考えられない事だった。

でも、年を取るという事は本当に素晴らしい

そんな女の見栄のようなものが消えていく。
人に好意を素直に示せる様になってきた。
「あんたは俺が好きなんだろう?」と言われても、笑って「もちろんそうよ」と言える気がする。
まぁ、ちょっと好きという意味の幅が大きいけれど・・。

他人に愛情を示せることが嬉しい。
それはほんのちょっとしたものだ。
例えばちょっとした感謝、心配の言葉、お祝い、お見舞い、子供へのちょっとしたプレゼント。
季節の便り。

変なおばさん(いや・・、変なばあさんかな・・)が変に親切だとか思って気持ち悪がっているかもしれないけど、そんな事へっちゃらだい。

 

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