華寿過ぎて・・・これからの準備

華寿(70歳)を過ぎた独身女性、子供の無い不安、生活苦、節約、貯蓄など、時々生活の楽しみも書いています。

スポンサードリンク

人生の迷走

安曇野だより

 今日は良い天気で空が青い。山々は稜線の色を濃くしている。爽やかな朝だった。

昨日は姉が「さかたのおやき」を買ってきてくれてあった。あんこがたっぷり。薄皮でちょっと変わったおやきである。午前中で売り切れ、発送を頼むと半月待ちだそうです。

 

人生の迷走

 先日親戚の息子が来宅した。彼は奥さん大好き。彼の妻はとても良い娘で、いつもニコニコして逆らわない。一番の幸せは良いお嫁さんを貰ったことね、と言うと、そうだと顔色も変えずに返事をする。そして、お蕎麦を打てるか?と訊いてくる。どうしたのかと思うと、お蕎麦を食べるのが、お嫁さんのマイブームだそうだ。それで、彼女のために蕎麦を打てという。

 そんな話をしているうちに思い出してきた。

 実家を清算して、仕事を探しているが、何しろ若くはないし、これと言った職場が見つからない。そこで、お蕎麦屋さんを始めようかと思った。何故かというと、お蕎麦が好きな人は山奥にでも探して食べに行く。多少立地が悪くても成り立つ可能性は高い。それに立ち食い蕎麦というように大きなお店を構えなくても良いような気がした。勿論、自分がお蕎麦大好きという事もある。丁度その頃、翁庵のご主人の本も読んだというタイミングもあったかもしれない。

 身近に日本一だと思うお蕎麦屋さんもあった。信州そばというくらいなので、お蕎麦の名店というお店は沢山あるので、できる範囲で歩いてもみた。やはり私は少し色の濃い田舎蕎麦が美味しい。そこで良く食べに行くお蕎麦屋さんに、手伝いがてら教えてもらう事にした。そこのお蕎麦屋さんは、自家農園でも作っているが、近くの契約農家にお蕎麦を作ってもらっている、地粉100%だ。農家も兼業なので、食堂で出す野菜や山菜は庭に1歩踏み出せば調達できる。裏の山も自分の家なので、秋には天然茸が豊富に並ぶ。メニューに天ぷらと書いてあるが、注文が入り次第、裏口から出て摘んできても間に合うくらいである。地産地消1分である。美味しいものが沢山あった。春はナズナのお浸し、山菜の天ぷら、アカシアの花の天ぷら、夏野菜の天ぷら、新そば、茸のご飯・・・。どれも取れたての新鮮な料理だった。新蕎麦の粉を轢きたて、目の前で打ちたて、茹でたての甘くて、ふと香りが立つ美味しさは忘れられない。

 そんな時、今の会社に勤めないかと話しがあった。やはり毎月の安定収入は魅力で就職することにした。今振り返ると一生懸命だったのだと思う。それまでの私の人生から見ると、突拍子もない思いつきだ。65歳の定年を迎え、これからもう1度という気力は湧いてこない。成功していたとも思えない。人生の迷走していた時期だった。

老後のお金の作り方について考える

安曇野だより

 今日も寒い。爺が岳の白い山頂が雲の間から覗く。そのほんの1部だけが重い雲から覗き、朝日に光っている。昨夜はふと空を見上げると、満天の星空が広がっていた。冬の星空は空の高さが際立つ。

 

老後のお金の作り方について考える

 今年の1月頃から良く考えている。何故なら、定年まで1年を切った。もう目の前に働かない生活がぶら下がっている。良く聞かれる事は、老後の蓄えは無いのか?もちろん有れば悩まない。退職金が貰えるのじゃないか?確かに退職金も貰える。しかし、私がこの会社に勤めて11年。この年数では知れている。それに零細企業。出るだけ恩の字である。使い道は定年後の市県民税、そして恐ろしいのは国民健康保険料と介護保険料である。前年度収入に応じて計算されるので、非常に割高。

 話は飛ぶが、以前新幹線で年金では生活できないと焼身自殺した男性がいた。私からすると、私が貰う年金より若干高かった気がする。生活できないのか・・とショックだった。今思うと、原因は、この定年翌年の税金と健康保険料ではないかと思う。ある程度の目算をつけて余裕のお金を持っていないと乗り越えられない。

 それと、今乗っている車が16万キロになる。もう1度車を買うつもりだ。それで多分きれいさっぱり消えてなくなる。

 では、長い間勤めていた間の貯蓄は無いのか。実家の清算をした時、それまでの貯金は無くした。ゼロからの出発だった。それが16年前。住むところだけは姉の家に居候させてもらい、今に至るが、思いがけず(??いや当然に・・)50歳過ぎての再就職に手間取った。勤めも落ち着き、念願だった両親のお墓を建てるが、やはり見積もりよりオーバーしてしまった。多少は貯金もしたけれど、我が家は私で終わり(姉は他姓にお嫁に出たので・・)なので、お墓の始末をして、菩提寺に永大供養を頼まなくてはいけない。私を入れて5人大凡200万円。

 無理してお墓を作ったのにもったいないと思うけれど、誰も見てくれない無縁墓地に両親や家族が眠ると思えば、それも気がかりだ。それと、自分のお葬式。別に参列者が欲しいという事ではないが、姉達は(多分)先に逝ってしまうので、私が死んだら遺骸を荼毘にして、菩提寺まで納骨し、市町村への手続きをしてもらうのが必要になる。これも、なんやかんやで50~100万円必要だ。そして死ぬ前、病院に入院したりする雑費、これも必要。死ぬまで今の家に住まわせてもらうと仮定して、この家を片つける費用も考えておかなければならない。そうこう考えてくると、今の貯金は不足にこそなれ、思い切って使おうなどとは夢にも思えない。

 そうすると、定年後は年金とそれ以外の収入で暮らさないといけない。では、65歳からいくら必要なのだろう。家計調査報告書から65歳以上の単身女性の生活費は156404円。その中で、住宅、食費、水道光熱費が66757円。私が家に100000円入れているので、それ以外をここから借りると、約19万円程度必要となる。この他に、年間30万程度の甥への援助を続けると仮定して、今の年金予想額12万円を引くと114万円/年間の不足。やはり、月10万円ほど稼がなくてはいけない。

 では、この不足をどうするか?道は二つだ。支出を抑えるか収入を増やすか。収入を増やすためには投資、そして安易に株にと気持ちは動く。

そんな、こんなでこの本買ってみました。

日本株 独学で60万円を7年で3億円にした実践投資法

 

株はほんの少し買っていますが、銀行利息より配当がマシかなという程度。

ついでにこの1年を振り返ると、丁度29万円程度の黒字。売っていないので利益確定していませんが・・。今の私には大化けを狙うタネ銭がない。姉が母から貰った銀行の株、当時300円ちょっと。今何と2000円ちょっと。大化けです。売っちゃえ!といったのですが、何と一時5000円を付けたこともあり、化けたら化けたで売れないようです。

 

 

日本に暮らす幸せ

曇野だより

 今朝は寒くて車窓が凍っていた。雪も少し舞っていた。午後からは日差しも明るくなり、空も高くなっている。陽光は心を浮き立たせる。柳の木もほんの少し薄緑になってきた。春の気配だ。

 

日本に暮らしているのは幸せ 

 昨日は図書館により「天使と悪魔」を借りてきた。つい続きを読みふける。

ダン・ブラウンの代表作「ダ・ビンチ・コード」より早く書かれている。前回読んだ「インフェルノ」では、世界にばらまかれたウイルスは人を殺すものではなく、生殖を抑えるものだった。案外な結末にビックリしたが、今回は多くの人間が死ぬ。それが思いがけず意外である。犯人を特定させず、興味を持続させていく手腕は流石である。息を飲むという表現が適切だ。

 さて、次は何を読もうか・・。

 しかし、昨日図書館で、日本は豊かな国だと改めて思った。私が行くのは地方の小さな図書館ではあるが、結構な蔵書、しっかりとした椅子と机、空調を施された室内が有る。トイレもウォシュレット付きだ。これが誰にでも解放されているのだ。図書館を使う時は豊かな国だと、いつも思う。

 最近は、塩麴が話題になったためか、スーパーで麹が売り切れている事が多い。私の地域でも美味しい麹のメーカーがあり、「甘酒」や「お醤油の豆」が作られている。これらは本当に日常の食材だ。私自身は美味しいと思って食べているが、ご馳走と言われるほどのものでは無いだろうな。地場の野菜も美味しい。里芋やお大根は絶品だ。果物もスイカ、桃、ブドウと夏から秋にかけて市場に出回る。勿論、田舎の事だからお漬物も美味しい。流通が良くなったので、魚も豊富になった。お菓子屋さんは何故か人口に比較して多くある様な気がする。時々地元のスーパーにお菓子屋さんの「あんこ」がパック詰めで並ぶ。この「あんこ」も美味しい。各地の銘菓があるけれど、地元のお菓子屋さんも負けてはいないと思う。毎日A5ランクの松坂牛も大トロのマグロも食べていないけれど、お腹を空かして眠れないという事はない。やはり幸せと思う。

 友人から「いかなごのくぎ煮」が届く。毎年送ってもらう。手作りだ。手をかけてもらって有る分、余計に美味しい気がする。お中元やお歳暮も無駄だという人もいるが、何か送ってもらうとやはり嬉しい。私も春になると山菜、秋になると林檎を送りたくなる。もう彼女と出会って50年になる。よく続いたものだ。これも日本が平和で安定した世界だからだろう。

 

成功への1番の方法は止めない事

安曇野だより

 春なのに寒い。気温はそれ程の寒さでは無いと思うのだが、何か肌寒い。

空は鈍色。雪はほとんど消えているけれど、日陰には僅かに残っている。春まだ遠い気分だ。冬に疲れ切ってしまった。田圃に群れている鳥はヒヨドリらしい。

 

不十分なコンテンツ

 Googleアドセンスよりメールが届いた。アカウント不承認のお知らせ。

理由は「不十分なコンテンツ」だ。要するに中身が無いということらしい。納得する。中身は無いわね。テーマの無さもいけないという、そりゃそうだ、テーマなんて無いものね。グズグズと腹膨るる元を誰かに見てもらう事で満足しているだけだ。

 とりあえず、4月末まで頑張って、再チャレンジしてみよう。成功への一番の方法は止めない事だというから。これからはテーマを意識して書かなくちゃいけないのかしら。テーマね。テーマ、テーマ、テーマ・・・

 今の大学生は、1日の読書時間0が49.1%という時代に、本を読むのは好きだというのは利点となるか?なかなか難しい所だ。何故なら、読む本は小説類に偏っているから、何かを学習するということにならない。それが、書く事に少しでも助けになると良いのだが・・。

 

天使と悪魔/ダン・ブラウン

(ドキドキする臨場感)

Audibleで「天使と悪魔(中)」を聴いている。今回の舞台はローマ、バチカン市国だ。ガリレオ、ラファエロ、大聖堂、それらが今目の前に有るような臨場感で語ってくれる。会社に着かないで、このまま聞いていたいと思う様だ。新しい本では無いので図書館で借りられるかもしれない。今日寄ってみようか。

 なかなか人間は、いや私だけかもしれないが、一度に2つの事を考えられない。音楽を聴きながら計算をするとか、手仕事をするとかはできるのだが、夢中で本を読みながら悩むということはできない。あまり没頭できず、心がうろつくという事はあるけれど。だから没頭出来て、取り敢えず、そこまでの感情をクリアにできる本は貴重なのだ。だって、どんな本でも、その臨場感に襲われてさらってくれるとは限らないもの。今日やった失敗も、言ってしまった失言も、見えてしまった自分の容姿も、とりあえず忘れるくらい臨場感溢れる世界。そこにどっぷり浸って、その余韻で世界をやり過ごす。本を読めるという事は幸せだと思う瞬間である。

 

細やかな楽しみ

 良く行くコンビニに、「苺フルーツアイス」というのが出ている。

ちょっと高い。270円。しかしこの前送った『PALETAS 6本セット』

は3980円。1本663円!ランチが食べられるわ。子供には送っても自分では食べられない私。お金が無いと何が哀しいといって、子供達に色々送ったり資金援助がしてあげられない事だ。

 

 

母の日のカーネーション

朝出社して、CPを立ち上げると、何となくデブになっている。

上部に出ていたおすすめサイトも配置が違う。知人から来ていたメールをグーグルで翻訳しようと思ったら、見つけられない。本当に嫌だ。文字も大きくなっているけど、余計なお世話だ。Windows10になぜか変わった日から、色々知らないうちに、ある日突然変化している。ついて行かれないよ~~。まったくプンプンだ。Googleアドセンスに審査を申請したが、さてどうなるか。

ず~と、定年後の仕事のことを考えている。

先日も友人に65歳以上の仕事はお掃除か皿洗いと言われた。

お掃除もお皿洗いも嫌ではないが、体力に自信が無い。

特別な才能も技量も無い。さて、どうするのか。最低月10万円の収入をどうやって稼ぎだすか。「マクロミル」を始めたが、1日5円に満たない。30日回答しても150円か・・。使うのは簡単なのだが・・。

 

 雪の消えた田圃には、ちょっとスズメより大き目な怖い顔をした小鳥が沢山群れている。梅の蕾も大きくなった。春がすぐそこだ。

 

母の日が近い

カーネーション  5号鉢 赤 鉢カバーつき 底面給水だから管理も簡単 丈夫で長く咲いてくれます (レッド)

毎年カーネーションを送っている。去年はお店に頼むのが遅すぎて焦ったので、早めに頼むことにする。今はいろんな色が有るけれど、私はやはり赤が好きだ。

 

 

スポンサードリンク